ボーンデジタルは、ピクセルアート(ドット絵)を通じて背景イラストの描き方を学べる書籍『ULTIMATE PIXEL CREW REPORT ピクセルアートではじめる背景の描き方』の電子書籍版の発売を開始した。
『ULTIMATE PIXEL CREW REPORT ピクセルアートではじめる背景の描き方』は、ピクセルアーティスト集団「ULTIMATE PIXEL CREW(以下、UPC)」による書籍。
著者であるAPO+氏、モトクロス斎藤氏、せたも氏の3人は、いずれもTwitterフォロワー4万人を超える人気ピクセルアーティストだ。
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— せたも (@setamo_map) April 12, 2020
本書は大きく「基礎編」と「応用編」の2つのパートで構成されている。
まず基礎編はピクセルアートの歴史や描き方からはじまり、色、光、構図、パース、テクスチャといった、背景シーンを描くために必要な基礎知識を多数のピクセルアート作品を用いて解説している。
本書はピクセルアートを通じて「背景の描き方」を学ぶのが主題の本であるため、こういったイラスト全般に通じる知識についても取りこぼさないように解説し、これから背景イラストについて学びたいという人を、基礎からサポートする内容となっているようだ。
そして応用編はUPCメンバー3名によるメイキングパートとなっており、各メンバーが各々の作品の制作手順や考え方を伝授する。
メイキングを通じて実際の作品の制作手順を学べば、これから新たに作品を制作する際のイメージが、よりつかみやすくなることだろう。
さらに、巻末にはUPCメンバーの作品ギャラリーも掲載。緻密に描き込まれたピクセルアートは、制作の参考となるだけでなく、ページをめくるだけでも楽しめる内容となっている。
ピクセルアートは、もともとは古い時代のコンピューターの性能という制約の中で生まれた手法であったが、時代が流れ、そういった制約が取り払われた現在でも、懐かしさと独特の美しさを兼ね備えた表現手法として、一定の地位を築いている。
そんなピクセルアートならではの雰囲気を味わいながら、背景シーンの描き方を学ぶことができる本書。興味の湧いた方は、この機会にお手に取ってみてはいかがだろうか。
『ULTIMATE PIXEL CREW REPORT ピクセルアートではじめる背景の描き方』は現在発売中。価格は2970円(税込)。電子書籍版は、Kindleや楽天ブックスなどの各ストアにて取り扱いを行っている。