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怪異「廃村」からの脱出を目指すSCP系3D探索ホラーゲーム『国際指定怪異123号 廃村』がリリース。『Five Nights at Freddy’s』などの影響を受けて作られた、4人のキャラクターを並行して操作する独特なシステムが特徴

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[7/26 16:23更新 記事初公開時、本作のSteam版とふりーむ!版とNintendoSwitch版の関係について誤って掲載していました。お詫びして訂正いたします]

 国内の個人ゲームデベロッパーである727NotHoundは7月26日、3D探索ホラーゲーム『国際指定怪異123号 廃村』をSteamにてリリースした。本作は、ふりーむ!で公開されている同名ゲームにさまざまな要素を追加・調整したリマスター版で、Nintendo Switch向けに開発されている同名シリーズの前日譚にあたる作品となる。
 また、価格は500円のところをリリース記念として8月2日まで20%OFFの400円で提供している。

怪異「廃村」からの脱出を目指すSCP系3D探索ホラーゲーム『国際指定怪異123号 廃村』がリリース_001
(画像はSteamより)

『国際指定怪異123号 廃村』は、デッキ構築型ホラーゲームとして好評を得た『Playable Mockup(プレイアブル・モックアップ)』の作者による、4人のキャラクターを並行して操作する1人称視点の3D探索ホラーゲームだ。初代プレイステーション時代を思わせる、クラシックなグラフィックも特徴となっている。

 毎年出現する「廃村」と呼ばれる奇妙な無人村には、必ずひとりの少女が生贄として幽閉される……。本作では、プレイヤーは廃村に突入する3人の特殊部隊と、監禁されたひとりの少女を並行して操作し、廃村からの脱出を目指すことになる。

 本作における廃村のマップは毎回ランダムに生成され、1ゲームが15分という短いサイクルで進行する。またステージは複数存在しており、これにより何度も楽しめるようになっている。

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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)

 廃村内には、埋葬されている3体の「巨人」が存在し、これらを掘り起こし、それらを燃やす事によって廃村を閉じることができるようになっている。ただし掘り起こしができるのは特殊部隊のみ、巨人を燃やすことができるのは「ロウソク」を持つ少女のみとなっているため、廃村内ではこれらの役割をうまく切り替えて進行する必要がある

 また廃村内にはプレイヤーを襲う怪異が徘徊しており、待機中のキャラクターに対しても容赦なく襲い掛かってくるため、各キャラクターの状態に随時気を付けながら進行する必要があるようだ。

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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)

 本作の元となったのは、ふりーむ!にて配布されている同作者による同名のフリーゲームだ。今回リリースされた本作は、そちらのNintendo Switch版を開発するにあたっての副産物であるという。

 また作者はこのゲームを作った経緯について、“ピザ屋のバイトホラーが火付け役になった「色んなとこをちゃんと見てないとひどい目に合う」ジャンルのホラーゲームを、自分なりに解釈・ミックスしたものです。肉フックに吊られて絶叫するゲームの影響もあります。”と語っている。

 これは『Five Nights at Freddy’s』『Dead by Daylight』のことだろう。なるほど、言われてみれば確かに、それらをうまく混ぜ合わせたようなゲームシステムだ。

『国際指定怪異123号 廃村』はSteamにて現在発売中。価格は500円のところをリリース記念として8月2日まで20%OFFの400円で提供する。

 暑い夏にちょうど良いタイミングで登場した和製ホラーゲームの本作。気になった方はこの機会にお手にとってみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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