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『星のカービィ ディスカバリー』の小説版2作品が発売決定。高瀬美恵氏と苅野タウ氏、ぽと氏による「角川つばさ文庫」シリーズの新作となり、新世界での冒険を描く

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 KADOKAWAは『星のカービィ ディスカバリー』をもとにした小説『星のカービィ ディスカバリー 新世界へ走り出せ!編』(以下、新世界へ走り出せ!編)と『星のカービィ ディスカバリー 絶島の夢をうちくだけ!編』(以下、絶島の夢をうちくだけ!編)をそれぞれ発売する。

 『星のカービィ ディスカバリー』は3月25日(金)にNintendo Switch向けに発売された作品であり、『星のカービィ』シリーズでは初となる3Dアクションゲーム。自動車や自動販売機といったオブジェクトを吸い込むことで、カービィがユニークな形に変わる「ほおばりヘンケイ」と呼ばれるシステムを採用している点が特徴だ。

 おなじみのコピー能力も新たに「レンジャー」と「ドリル」の2種が登場。さらにそれぞれの能力を進化させ「ドラゴニックファイア」や「フルメタルカッター」といったより強力な能力を運用することも可能となっている。7月25日(月)に公開された上半期のダウンロードランキングでは2位に輝くなど、大いに人気を集めた作品である

 小説版でもゲームと同様に「ビースト軍団」たちとの戦いを描き、カービィはもちろん、「エフィリン」やゲーム本編ではオフライン協力プレイ時の2Pキャラクターである「バンダナワドルディ」も活躍するという。

 こちらの作者は高瀬美恵氏、絵を苅野タウ氏とぽと氏が担当する。20作以上にわたって続く角川つばさ文庫版『星のカービィ』シリーズでおなじみのクリエイター陣による新作といった形だ。『新世界へ走り出せ!編』についてはすでに公式サイトで表紙画像も公開されており、かわいらしいイラストとともに「新世界」での冒険が紡がれていくことがうかがえる。

『星のカービィ ディスカバリー』の小説版2作品が発売決定1
(画像はカドカワ公式サイト「星のカービィ ディスカバリー 新世界へ走り出せ!編」紹介ページより)

 『新世界へ走り出せ!編』は8月8日(月)、『絶島の夢をうちくだけ!編』は9月14日(水)の発売を予定しており、価格はそれぞれ792円(税込)。角川つばさ文庫版『星のカービィ』シリーズファンの方はもちろん、ゲームをプレイしたという方はぜひ一度チェックしてみてはいかがだろうか。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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