任天堂は7月25日(月)、2022年上半期におけるNintendo Switch向けタイトルのダウンロードランキングを公開した。
[任天堂HP]「Nintendo Switch 2022年 上半期ダウンロードランキング」を掲載しました。
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) July 25, 2022
今回のランキングで1位に輝いたのは1月28日(金)発売の『Pokémon LEGENDS アルセウス』。従来の『ポケットモンスター』シリーズの遊びにアクション要素をくわえ、捕獲や戦闘、育成のシステムも大きく変化。新たなゲーム性を獲得した作品として話題を集めた。
本作は初週販売本数が全世界で650万本を突破する好調な滑り出しを見せた。その後公開された2022年3月期における連結決算の中で1000万本以上の販売を記録したことが報告されている。
2位に登場したのは3月25日(金)発売の『星のカービィ ディスカバリー』だ。『星のカービィ』シリーズ初の3Dアクションとされる作品で、奥行きのある3Dステージをカービィおなじみのアクションで自由に動き回りながら冒険を進めていく。
おなじみのコピー能力も3Dにあわせて生まれ変わると同時に、新たに「ドリル」、「レンジャー」といった能力も登場。くわえて世界に散らばる車や自販機などをほおばることで特別なアクションができる「ほおばりヘンケイ」が新たに取り入れられ、ユニークな姿になったカービィのビジュアルも注目の的となった。
3位に登場しているのは4月29日(金)に発売された『Nintendo Switch Sports』。本作は『Wii Sports』シリーズの最新作と位置づけられており、Joy-Conを使った直感的な操作でボウリングやチャンバラ、テニス、サッカーといったスポーツを楽しめる作品となっている。
第1弾となる夏のアップデートは7月27日(水)に配信開始。こちらではサッカーの「1vs1」、「4vs4」モードで「レッグバンド」を使ったプレイが可能になる。またバレーボールにはスパイク時に相手のブロックをかいくぐる「ブロード攻撃」が実装。プロリーグのランクにもさらに上のリーグが用意され、さらなるやりこみを楽しめるアップデートとなるようだ。
以下、ランキングには2021年のトップに輝いた『モンスターハンターライズ』をはじめ、『マリオカート8 デラックス』、『オーバークック2』など、2021年以前に発売されたタイトルも多数登場。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』などもあわせ、いずれの作品も根強い人気を保ち続けていることがうかがえる。
2022年発売のタイトルとしては『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』や『トライアングルストラテジー』などがランクイン。また『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』については、発売から約1か月という短い期間でありながら27位に登場している。
7月29日(金)に発売となる『ゼノブレイド3』をはじめとする下半期の注目作の動向も見守りつつ、2022年全体を通したランキングにも注目していきたいところだ。今回公開されたダウンロードランキングの全容については、任天堂の公式ページを参照されたい。