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禁酒法時代のアメリカを舞台にしたゲーム『マフィア』が9月1日から期間限定で無料配布決定。20周年記念インタビューではシリーズ最新作の開発が進んでいることも発表

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 2Kの公式Twitterアカウントは8月30日(火)、『マフィア』シリーズ新作のプロジェクトがスタートしたことを明らかにした。

 シリーズの初代作にあたる『マフィア』は禁酒法時代のアメリカを舞台とするクライムアクションゲームとして2002年に発売され、高い評価を獲得した。その後、開発会社であるIllusion Softworksが2Kの傘下に入った後にも2010年に『マフィアII』、2016年に『マフィアIII』、そして2020年には初代のリメイク作品『マフィア コンプリート・エディション』が発売されている。

 2022年をもってシリーズが20周年を迎えることを記念し、公式サイトでは3名の開発スタッフへのインタビューが公開。その中でゼネラルマネージャーのRoman Hladík氏から「『マフィア』シリーズ最新作のプロジェクトがついにスタートしました!」と発表された形である。

 記事執筆時点では発売は数年先になる、とのみ予告されており、それ以上の情報については明らかにされていない。ただ、開発チームがこの人気シリーズに取り組み続けており、今後新たなストーリーが描かれていくことは間違いないようだ。

『マフィア』が9月1日から期間限定で無料配布開始1
(画像は『マフィア』20周年記念開発者インタビューより)

 そのほかインタビューでは、当初は4~5人ほどのスタッフしかいなかったという初代オリジナル版『マフィア』の制作環境やリメイク作『マフィア コンプリート・エディション』においてくわえられた変化などについて語られている。

 特に、もともとの開発会社であるIllusion Softworksの本拠地であったチェコでは『マフィア』シリーズは非常に有名な作品であるとのこと。ディレクターのAlex Cox氏のトークによれば、タクシーの運転手が「『マフィア』がチェコ共和国生まれのシリーズであるということに興奮している」と語り出すほど国民的な存在になっているという。

『マフィア』が9月1日から期間限定で無料配布開始2
(画像はSteam『マフィア』販売ページより)

 また、2Kの公式Twitterアカウントからは初代オリジナル版『マフィア』の無料配布がアナウンス。プラットフォームはPC(Steam)となり、9月1日(木)から9月5日(月)までの期間限定で配信される予定だ。今回公開されたインタビューで語られている開発背景も踏まえて、シリーズの原点にあたる『マフィア』を体験されてみてはいかがだろうか。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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