JR東日本は、鉄道運転シミュレータ『JR東日本トレインシミュレータ』の公式サイトをオープンし、価格を「980円」と明らかにした。
発売日は9月20日。対象プラットフォームはPC(Steam)。早期アクセス版となり、2路線セット価格となる。
『JR東日本トレインシミュレータ』は、JR東日本の実在の路線を舞台に、実写の映像と臨場感あふれる走行音で表現する鉄道運転シミュレータ。JR東日本が発売する公式のシミュレータとなる。
開発は業務用シミュレータを多数手掛けている音楽館が手掛けており、本格的なシミュレータを自宅で体験ができる。
JR東日本の路線を実写で撮影し、高精細映像を見ながら運転士と同じ目線で運転をすることができる。また車両や線路の音は、JR東日本で実際の車両を用いて収録したものを使用している。実際の運転士が運転しても違和感のない、リアルな走行音になっているという。
計器パネルは速度計などが実際の車両と同じように表示され、運転操作や速度などに応じて忠実に動作する。音声や計器パネルの表示は、体験する車両の形式が変わるとその車両のものに切り替わる。
今回は公式サイトがオープンし、本作が「980円」という手ごろな価格でリリースされることが明らかになった。
2路線セット価格となり、京浜東北「E233系1000番代」、南行「大宮~南浦和間」(約14分 11.7km)および、八高線「キハ110系」、上り「高崎~群馬藤岡間」(約12分 7.8km)の2路線が提供される。
なお早期アクセス版リリース後の1~3か月後に、フルバージョンの配信を予定している。フルバージョンでは運転できる路線が変更となるほか、DLCを購入することで長距離の区間を運転できるようになる。また外部コントローラへの対応も予定している。
さらに機能追加に伴い、フルバージョンでは販売価格が上がる予定だ。フルバージョンの価格は記事執筆時点では明らかにされていない。
『JR東日本トレインシミュレータ』の早期アクセス版は9月20日に発売予定なので、気になった人はウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。