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年間1000万円の支援金で好きなゲームを製作できるインディーゲーム開発者向け支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」2022年7月期の第2回メンバー募集がスタート

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 講談社は10月3日(月)、年間で最大1000万円の支援金や担当編集者によるサポートなどの特典を提供するインディーゲームクリエイター向け支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」について、2023年6月期における第2回メンバーの募集開始を発表した。期間は2023年1月10日(火) 23時59分まで。1作品づつ複数企画の応募や、郵送を用いたアナログゲーム本体での応募も受け付けている。

 なお、年4回に分けて実施されている今回の作品募集では年間を通してメンバー約5名の選出を予定しており、最終的な結果は2023年の3月中旬に発表される。

 「講談社ゲームクリエイターズラボ」は、講談社が培ってきた「“クリエイターを支える力”をゲームクリエイターにも役立てられるのではないか」との考えをもとに、ローカライズや販売・営業まで多岐にわたるサポートをメンバーへ提供するプロジェクトである。本プロジェクトのメンバーとなった個人クリエイターおよびチームには半年ごとに500万円の製作費が最大2年間まで支給されるほか、著作権も応募者へ帰属。編集者の取材同行やモーションキャプチャ機器「OptiTrack」の使い放題、IP許諾・コラボ案件に関する特殊なサポートも提供されるようだ。

 発表によると、7月1日から9月にかけて開催された“Vol.1”のオーディションでは350件以上の応募が集まったという。応募企画については提示されている趣旨を満たすものであればアプリゲームや講談社の小説・マンガを使った企画でも応募できるので、興味があればチェックしておくとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


【GCLA】「年間最大1000万円差し上げますから、好きなゲームを作りませんか?」ゲームクリエイターズラボオーディション Vol.2、募集開始!

年間1000万円の支援金で好きなゲームを製作できる「講談社ゲームクリエイターズラボ」2022年度の第2回メンバー募集がスタート_001

「年間最大1000万円差し上げますから、好きなゲームを作りませんか?」というキャッチフレーズで2020年9月に募集を開始した、インディゲームクリエイター支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」。インディゲームクリエイターに「担当編集者」をつけ、制作支援からパブリッシング、海外展開やメディアミックスまでをサポートするという取り組みです。これまで年1回のペースで2度の募集を行い、合計2000件以上の応募がありました。

現在支援中のタイトルにつきましては、下記をご覧ください。
GCL作品リストはこちら
https://neoviewer.jp/works/b738335e57b6c6828b03c3f1231820f9/episode/758454da689dd5ca1a638da3d0b79ee9.html

そして今年7月1日、年1回行っていたメンバー募集を年4回(3カ月に1度)に大リニューアル! 7月1日から9月30日の期間で募集した「ゲームクリエイターズラボオーディション(GCLA)Vol.1」では、350件を超える応募がありました。

そして本日2022年10月3日(月)18:00より、「ゲームクリエイターズラボオーディション(GCLA)Vol.2」の募集を開始いたします。

年間で約5名のGCLAメンバーを選出予定です。

詳細については下記をご覧ください。

ポイント

■半年ごとに500万円(税抜)最大4回、計2,000万円を支給
■著作権は応募者に帰属
■担当編集者が全力サポート
■デジタルゲーム・アナログゲームどちらでも大歓迎

メンバー特典

★講談社によるフルサポート体制
■企画担当編集者のマルチサポート
■英語対応、多言語化対応サポート
■パブリッシングサポート
■講談社媒体による広報・宣伝・営業サポート
■作品のマルチメディア展開サポート
■IP許諾、コラボ案件のサポート
■取材同行サポート
■モーションキャプチャ機器「OptiTrack」使い放題
など

応募方法

下記の応募フォームから講談社ゲームクリエイターズラボオーディションにご応募ください。
※ゲーム持ち込み、ゲーム紹介のご応募もこちらのフォームからになります。

応募はこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfVcEPa1UbMESnyxee2fnvbPoZrk5CHwSCouuvJgNmtDgNTjw/viewform?usp=sf_link

期間

2022年10月03日(月) 18時00分 ~ 2023年1月10日(火) 23時59分

※複数企画のご応募も可能ですが、1回につき1企画ずつの応募をお願いします。
※アナログゲームの本体をお送りいただける場合は、応募用ネームと連絡先を添えて下記住所まで郵送してください。

<郵送にて応募の場合>
〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21 株式会社講談社
第四事業局クリエイターズラボ「ゲームクリエイターズラボオーディション」応募係 宛

応募上の注意

■応募データは返却いたしません。必要な方はコピーを取ってからご応募ください。
■お送りいただきました個人情報は、選考目的のみ使用させていただきます。ご本人の許可なくそれ以外の目的で使用することは一切ございません。

個人情報取り扱いについて
https://www.kodansha.co.jp/privacy/

応募企画について

■開発中のゲームまたは企画書(特徴や開発概要がわかるもの。書式自由)
■世界で楽しまれることを見据えたものが望ましい
■Steamなど配信ゲーム、スマホアプリゲーム、アナログゲーム(ジャンルや種類は問いません)
■未発売のもの(続編は可能)
■講談社の小説やマンガなどを使用した企画も可能
※最終選考時に著作権者への許諾の可否を講談社から問い合わせますので、応募者は応募時に著作権者または編集部への連絡はしないでください。また、著作者の人格権の侵害や、名誉・声望を害する内容はご遠慮ください。

権利・契約について

■ご応募いただいた企画やプログラム(採用された企画やプログラム、成果物も含みます)の著作権は投稿者本人に属します。
■GCLAメンバーに選ばれた際、講談社と本プロジェクトの成果物に関する契約(以下「本契約」といいます)を締結していただきます。
■本契約が書面により締結されるまで、このオーディションに関して応募者と講談社間には何ら権利・義務は発生しないものとします。また本契約締結後の応募者と講談社間の法律関係については、すべて当該本契約の内容に従うものとします。
■上記本契約の内容については面接時や契約締結前に十全にご説明さしあげ、ご納得いただいたうえで契約します。応募をもって了承したとは見なされませんので、ご安心ください。

選考スケジュール

2023年2月上旬
書類選考通過者発表

2023年2月下旬
面接開始

2023年3月中旬
GCLAメンバー決定&プロジェクトスタート


※各選考段階において通過者にのみご連絡さしあげます。

選考方法

講談社ゲームクリエイターズラボオーディション委員により厳正に審査させていただきます。

応募に関して

■本オーディションの内容・スケジュール等については、講談社の判断により予告なく変更または中止をする場合があるものとします。
■ご応募いただいた個人情報は個人情報保護法に基づき責任をもって管理し選考終了時に適切な方法で破棄します。

【講談社クリエイターズラボ】https://creatorslab.kodansha.co.jp/
2021年6月に講談社第四事業局内に新設された部署。「すべてはクリエイターのために」をスローガンに掲げ、以下を主業としています。

  1. 「DAYS NEO」などの投稿サイトの運営
  2. インディーゲームクリエイター支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」の運営
  3. 映像クリエイター支援プロジェクト「講談社シネマクリエイターズラボ」の運営
  4. 講談社作品の「世界観」を拡張するメタバース、XR、NFTコンテンツの開発
  5. 「世界観(IP)」を「出版」に限らない様々な形に「コンテンツ」化する研究&開発

≪本記事に関連して紹介された記事≫

『カイジ』を担当したベテラン編集者が語る、編集の極意。ゲームの話を聞きに行ったら、講談社111年の歴史に触れることになった (出典:電ファミニコゲーマー)
https://news.denfaminicogamer.jp/interview/102023c

講談社のインディーゲーム紹介番組「あなプレ!」2021年10月からYouTubeで配信へ。番組で紹介する作品の自薦応募受付もスタート (出典:電ファミニコゲーマー)
https://news.denfaminicogamer.jp/news/210719l

「講談社ゲームクリエイターズラボ」第1期メンバー7組が発表。年間1000万円が支給される、インディーゲーム支援プロジェクト(出典:AUTOMATON)
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20210215-152089

目黒将司氏『Guns Undarkness』など講談社ゲームクリエイターズラボが〝担当〟するデジタルゲーム9作品のティザー初公開!(出典:PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003735.000001719.html

【講談社ゲームクリエイターズラボ】第2期ラボメンバーに7組が決定!!(出典:PR TIMES)
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ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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