GrimTech Creativesは、非対称型対戦ホラーゲーム『Unsure』を開発中だ。発表にあわせてトレイラーも公開された。
『Unsure』は、プレイヤーが生存者である「サバイバー」、生存者を狙う「キラー」に分かれて戦う、一人称視点の非対称型の対戦サバイバルホラーゲームだ。
舞台となるのは不気味な精神病院。病院内には出口となる複数のドアと複数のカギが存在し、サバイバーのプレイヤーはカギを発見し脱出することが目標となる。キラーに対する反撃手段は用意されておらず、聴覚、視覚、本能を頼りに生き残る必要がある。
一定時間が経過するとキラー側のプレイヤーが行動できるようになり、カギ探しが恐怖の時間に変わる。トレイラーでは、長い鎖で遠距離から攻撃をしかけてくる長身のキャラクターが登場しているが、記事執筆時点では詳細は不明だ。
キラーが操作することのできるキャラクターは複数いるらしく、どのキラーが出現するかは生存者側にはわからないようだ。
本作の大きな特徴は、生存者であるサバイバー同士であっても味方ではないという点だろう。カギは人数分存在するものの、そのうちの一つはどのドアに対しても使用することができない。キラーの存在に関係なく、最低でもひとりのプレイヤーが取り残される仕掛けが存在しているとのこと。
くわえて、生存者側にはボーナスポイントを得られる仕組みが用意されている。ボーナス取得の例としては、一人で複数のカギを所持する、仲間を罠にかける、アイテムを落とさせる、全滅させるといった行動が並ぶ。要するに、仲間を裏切ることが推奨されるゲームシステムというわけだ。
サバイバー同士での協力要素の濃さについては未知数なものの、裏切り合いが発生しやすいこの仕様はプレイヤー同士の心理をかき乱してくれるだろう。
『Unsure』は現在開発中、公式サイトや公式Discordが用意されているので、気になる方はそちらもチェックしてみてはいかがだろうか。