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世界的人気を誇る謎解きアドベンチャーゲーム『MYST』の続編『Riven』のリメイクが決定。長年リメイクのための検証を行ってきたファンコミュニティのメンバーも迎え入れ、発売25周年目にしてプロジェクトが始動

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 Cyan Inc.は10月31日、謎解きアドベンチャーゲーム『Riven: The Sequel to Myst』のリメイク版を開発中であることを発表した。発売日、価格については未定。

 『Riven: The Sequel to Myst 』は、1997年に発売された謎解きアドベンチャーゲームだ。世界で600万本以上を売り上げた『MYST』の続編であり、ナンバリングこそついていないものの、シリーズとしては「MYST II」のポジションにあたる作品だ。

 CyanチームのFAQによると、本作はリマスターではなく現代的なリメイクであるとのこと。オリジナル版はプリレンダされた3D空間をクリックで移動する方式であったが、本リメイクでは3D空間を自由に移動できるようになるという。

 またすでにオリジナル版を購入済みの場合、本リメイク版を無料でもらえるのかという質問については、本作はリメイクのためにかなりのリソースを費やして作った新たな作品といえるため、答えはノーであるとしている。

 なお本作には、13年前に『Riven』ファンが集まってできた『Riven』をリメイクするファンコミュニティ「スターリー・エクスパンス・プロジェクト」のメンバーが土台として関わっているとのことだ。

 「スターリー・エクスパンス・プロジェクト」は長年、『Riven』をリアルタイム3Dで再現するための検証を行ってきており、その立ち上げからこれまでの長い活動の間には、実際にCyanチームで仕事をするようになったメンバーもいたという。

 そして、そのような経緯もあってか、今回、Cyanはその熱意を買って、彼らとともに本作の仕事をするに至ったという。ただし本作は新たなリメイクプロジェクトであり、「スターリー・エクスパンス・プロジェクト」そのものではないとのことだ。

 『Riven: The Sequel to Myst 』のリメイク版は現在開発中。発売日、価格については未定となっている。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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