JR東日本は、現在Steamにて早期アクセス版を販売中の『JR東日本トレインシミュレータ』に関して、11月15日から本格配信を開始すると発表した。
『JR東日本トレインシミュレータ』は、運転士が実際に使用する訓練用シミュレータを一部加工して、家庭用として配信しているもの。JR東日本の実際の車両を用いて収録された高精細な映像と実車両の走行音で、公式コンテンツならではの臨場感が味わえる。
本格配信の第一弾では「東海道線」、「中央線快速電車」、「大糸線」の合計3路線を追加する予定が発表された。
また、本格配信の開始にともなって、コンテンツの形態を変更することもあわせて発表された。
具体的には、本格配信の開始とともに「基本パック」の販売が開始される。基本パックには「東海道線」、「中央線快速電車」、「大糸線」が含まれており、それぞれ路線の一部区間をプレイ出来る。
そして、基本パックと同時にそれぞれの路線を長距離区間でプレイ出来る追加コンテンツの販売も開始される。なお、追加コンテンツの購入にはあらかじめ基本パックの購入が必要となる。それぞれ価格は以下のとおりだ。
基本パック【3路線セット】:2980円(税込)
DLC【東海道線】:3980円(税込)
DLC【中央線快速電車】:2980円(税込)
DLC【大糸線】:2980円(税込)
すでに早期アクセス版を購入済みのプレイヤーに対しては、前述した「基本パック」が無料アップデートとして配信される予定。
しかし、現在早期アクセス版として提供されている同作でプレイできる「京浜東北線」と「八高線」に関しては、基本パックの配信にともない提供を終了してしまう。
発表によると路線の入れ替えはすでにダウンロード済みの同作に関しても同様で、11月15日以降は両路線をプレイできなくなるという。
『JR東日本トレインシミュレータ』は11月15日より本格配信が開始される。興味のある方は、続報や以下のリリースなども参照されたい。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
「JR東日本トレインシミュレータ」の本格配信を開始します~第一弾として「東海道線」、「中央線快速電車」、「大糸線」の3路線をお楽しみいただけます~
〇JR東日本は、現在早期アクセス版としてお楽しみいただいております、「JR東日本トレインシミュレータ(英名:JR EAST Train Simulator)」の本格配信を2022年11月15日(火)より開始いたします。
〇新たにお楽しみいただける路線の第一弾として、「東海道線」、「中央線快速電車」、「大糸線」の3路線を配信いたします。
〇本格配信では、短距離の運転をお楽しみいただける基本パックに加え、より長距離の区間の運転をお楽しみいただけるダウンロードコンテンツ(以下、DLC)の販売もいたします。
〇既に早期アクセス版をお買い求めいただいている方は、基本パックの配信開始以降、無料アップデートにより基本パックをお楽しみいただけます。1.「JR東日本トレインシミュレータ」について
運転士が実際に使用する訓練用シミュレータを一部加工し、ご家庭用に配信しているもので、JR東日本の実際の車両を用いて収録した高精細の映像と走行音により、リアルな運転操作を体験できます。
※開発中の画面であり、実際にリリースするものと一部異なる場合があります。
2.今回新たに配信する内容について
※基本パックの配信開始に伴い、既にダウンロードしていただいておりますものも含め、早期アクセス版(京浜東北線および八高線)は終了となります。11月15日(火)以降は、画面がアップデート版に切り替わり、早期アクセス版の路線はプレイ出来なくなりますので、あらかじめご了承ください。
※早期アクセス版からの変更点につきましては、追ってSteamストアページにてお知らせいたします。
・「Steam」について
米国の「Valve Corporation」が運営するPC ゲームおよびPC ソフトウェアの配信プラットフォームです。
©2022 Valve Corporation. Steam及びSteamロゴは、米国及びまたはその他の国のValve Corporationの商標及びまたは登録商標です。
・「株式会社音楽館」について
音楽事業の会社として 1985 年に設立。以降、鉄道関連事業にも参入し、業務用シミュレータの開発・製作、ホームドア開発を手掛けています。