カプコンから2023年発売予定の『ストリートファイター6』において、第3の簡易操作方法「Dynamic Controls」の情報が海外メディア「Game Informer」を通じて公開された。
Game Informerはカプコン本社で行われた独占取材で「Dynamic Controls」という新しい操作方法についての情報を公開。
この操作は「button masher(ガチャプレイ)」からヒントを得て作られたものだと説明されており、コマンド入力どころか、移動ボタンによる移動すらも必要ない。とにかくボタンを連打し、攻撃したいという意志を表明したら、相手に近づいて殴っていったり、距離が離れていたら飛び道具を自動で打ってくれるそうだ。
今回公開されたDynamic Controlsを使用した映像は衝撃的なもので、コントローラーを机に置き、片手だけでボタンを連打するだけの操作でそれっぽい対戦が成り立っているどころか、ちゃんと動けている相手プレイヤーを負かしていた。
Dynamic Controlsはいわゆる「イージーモード」に相当するものであり、ひとりプレイ用のアーケードモードやローカルプレイでのみ利用可能となっているそうだ。
また、多くのプレイヤーが簡易操作だと理解して、高いレベルでの対戦では使用する必要のないと考えられていた「モダン操作」に関しては、旧来のクラシック操作とのバランスをよく調整してあるため、将来的にはモダン操作を使用するハイレベルなプレイヤーが現れると考えているとも語られていた。
まさか、完全なるガチャプレイでもそれっぽい対戦ができるとは思いもしなかったので驚きだが、これでより一層初心者にも楽しむことのできる格闘ゲームに近づいたはずだ。
『ストリートファイター6』の発売日は刻々と迫っているはず。新しい格闘ゲームの幕開けまで気長に待ちたい。