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SF特撮映画『シン・ウルトラマン』がAmazonプライム会員向けに無料配信開始。さらに庵野秀明氏が学生時代に撮影した自主制作映画『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』もラインナップに加わる

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 Amazonは11月18日、通販サイトAmazonのサブスクリプションサービス「Amazonプライム」会員向けに、SF特撮映画『シン・ウルトラマン』の配信を開始した。プライム会員であれば、無料で視聴できる

 またこれと同時に、『シン・ウルトラマン』に企画・脚本として関わった庵野秀明氏が学生時代に制作した自主制作映画『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』も配信を開始した。こちらもプライム会員であれば、無料で視聴できる。

『シン・ウルトラマン』『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』がAmazonプライム会員向けに無料配信開始_001
画像はAmazon Prime Video 2022年11月に楽しめる新着コンテンツより)

 『シン・ウルトラマン』は、2022年に公開された空想特撮映画。特撮界の伝説的作品・初代『ウルトラマン』のストーリーを基に、巨大不明生物「禍威獣」(カイジュウ)や外星人の脅威に立ち向かう「禍特対」(カトクタイ)やウルトラマンの姿を描く。

 本作は初代『ウルトラマン』の企画段階で没となった多くのデザインや設定を再利用しており、デザイナーの成田亨氏によるカラータイマーのないオリジナルデザインのウルトラマンが登場する点や、主題歌のタイトルが『M八七』(初代ウルトラマンの出身地として知られるのはM78星雲だが、その企画段階ではM87星雲だったという)となっていることなども大きな特徴だ。

 一方の『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』は、『エヴァンゲリオン』シリーズの監督や、『シン・ウルトラマン』に企画・脚本として関わった庵野秀明氏が、学生時代に制作した自主制作の同人特撮映画だ。

 『ウルトラマン』シリーズの設定を基にオリジナルのストーリーを描いており、なんと庵野秀明氏自身が主人公・ハヤカワ隊員の変身するウルトラマン役として顔出し出演している。

 なお今回のような配信をする上で当然のことではあるが、Amazonの本作のページにはコピーライトとして『ウルトラマン』の版元である円谷プロの名前が載っている。許諾を取って配信しているという意味であって正式な『ウルトラマン』シリーズの一員というわけではないのだろうが、その絵面は色々と衝撃的かもしれない。

『シン・ウルトラマン』『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』がAmazonプライム会員向けに無料配信開始_002
画像はTwitter|DAICON_FILM【公式】より)

 『シン・ウルトラマン』および『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』は現在、Amazonのサブスクリプションサービス「Amazonプライム」会員向けにAmazonで配信中だ。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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