ソニー・インタラクティブエンタテインメントは日本時間の1月5日(木)に配信された「CES 2023」のプレスカンファレンスにて、PS5用の新たなコントローラー「Project Leonardo」を発表した。
Introducing Project Leonardo for PS5, a highly customizable accessibility controller kit designed to help players with disabilities play more easily, more comfortably, and for longer periods.
— PlayStation (@PlayStation) January 5, 2023
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「Project Leonardo」は高度なカスタマイズが可能なコントローラーキットとなり、障がいを持つプレイヤーがより簡単に、快適に、長時間ゲームをプレイできるよう設計されている。
キットの中にはさまざまな形状のアナログスティックキャップやボタンなど、交換可能なパーツが多数ふくまれている。プレイヤーはこれらのコンポーネントを使用して自由にコントローラーレイアウトを作成でき、自らの身体的ニーズに合った構成を見つけ出すことができるそうだ。平面的な形状のため保持する必要がなく、アナログスティックの位置も好きなだけ近づけたり離したりと柔軟に変更できる。
またPS5本体から行える「Project Leonardo」にまつわる設定として、ボタンのマッピングとコントロールプロファイルの保存が可能。特にマッピングについては、複数のボタンを同じ機能に割り当てたり、逆にふたつの機能をひとつのボタンにまとめることもできるという。
「Project Leonardo」は単体で運用するだけでなく、追加の「Project Leonardo」や「DualSense」とペアリングして同時に使用することもできる。最大でふたつの「Project Leonardo」とひとつの「DualSense」をまとめてひとつの仮想コントローラーとして使用でき、ほかのプレイヤーと協力してプレイすることにも使えるそうだ。
さらに4つの3.5ミリ AUXポートを介して拡張することも可能となり、さまざまな外部スイッチやサードパーティ製のアクセシビリティアクセサリをサポートする。
「Project Leonardo」は現在も開発中であり、今後にかけて追加の製品機能や発売時期などの情報を公開していくとしている。詳細については、PlayStation.Blog(英語版)の記事なども参照されたい。