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ウサギの人形と恐ろしい「カーニバルモンスター」に分かれる非対称型ホラーゲーム『Carnival Hunt』最新映像が公開。サーカスがモチーフの不気味すぎるビジュアルも魅力

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 開発元のBeer Night Studioは1月10日(火)、海外メディア「IGN」を通じて『Carnival Hunt』の最新映像を公開した。

 『Carnival Hunt』はひとりのプレイヤーが「カーニバルモンスター」として、残りのプレイヤーは「バニー」としてプレイする一人称視点の非対称型対戦ホラーゲーム。バニーはカーニバルモンスターの充電が無くなるまで協力して生き残ることを目指し、カーニバルモンスターはバニーたちを追いつめるという流れがベースとなっている。

 ゲーム中で重要となるのが「wind-up key」(ゼンマイの鍵)で、カーニバルモンスターとバニーのどちらも動き続けるためにはこの鍵が欠かせない。カーニバルモンスターはバニーを狩り、鍵を奪い取って自分自身を充電し、次なる獲物を求めて狩りへと繰り出すのだ。

 一方のバニーはチャージが無くなる前に味方同士でネジを巻かなくてはならない。ただしその際には大きな音が発生し、必然的にカーニバルモンスターに発見されるリスクが高まる。フィールドを探索して鍵を探したり、自分が持っている鍵を味方に使って生き延びさせるなどのアクションも行えるという。

『Carnival Hunt』最新映像が公開1
(画像はSteam『Carnival Hunt』販売ページより)

 またゲーム開始時には“死んだ”バニーのオブジェクトがプロシージャルに生成され、バニーのプレイヤーたちは死んだふりをしてその中に紛れることもできる。カーニバルモンスターはバニーの死体をひとつずつチェックできるものの、その分時間を浪費してしまうという構造になっているようだ。

 このたび公開された映像はシネマティック・ティザーという位置づけのため、実際のゲームプレイとはまた異なることも予想される。しかし、“サーカス”をモチーフに取り入れたと思われる本作の不気味な雰囲気は存分に表現されているため、気になる方はぜひ鑑賞しておこう。

『Carnival Hunt』最新映像が公開2
(画像はSteam『Carnival Hunt』販売ページより)

 『Carnival Hunt』はPC(Steam)向けに2023年の発売を予定している。ストアページによれば日本語の字幕とフル音声にも対応する予定のようだ。興味を持たれた方はウィッシュリストに登録しておこう。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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