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「東北きりたん」を音声合成ソフト『voicepeak』に対応するクラウドファンディングプロジェクトが開始。リターンには追加ボイスが付属するコースのほか、アニメ『ずんだホライずん』のBlu-rayコースなどが用意

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 東北ずん子プロジェクトは1月17日、同プロジェクトの人気キャラクター「東北きりたん」を音声合成ソフト『voicepeak』に対応させるクラウドファンディングプロジェクトをクラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて開始した。

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(画像は東北きりたんvoicepeak化プロジェクトページより)

 『voicepeak』は、『VOICEROID』『CeVIO AI』で知られるAHSが発売している音声合成ソフトのシリーズだ。Dreamtonics社の音声合成エンジン「Syllaflow」を採用しており、「幸せ」や「楽しみ」、「怒り」や「悲しみ」といったパラメータを調整することで複数の感情が入り混じった音声を出力できるのが特徴となっている。

 東北きりたんの声を出力できる音声合成ソフトとしてはすでに『VOICEROID』が存在しているが、こちらは現在ではやや古い技術で作られたものとなっているため、複数の感情を持たせる機能などが実装されていない。今回のプロジェクトは、この点を克服した新たなボイスモデルを作ることをおもな目的として掲げている。

 ちなみに「東北ずん子プロジェクト」のキャラクターを使ったvoicepeak製品としては、現在は『voicepeak 東北ずん子』が発売中だ。同製品には同じく東北ずん子プロジェクトの人気キャラクター「ずんだもん」のライブラリもおまけで収録されており、以下の動画からサンプルを確認できる。

 1月18日現在、本プロジェクトはすでに1500万円以上の支援を集め、目標額を達成済となっている。プロジェクトにはさまざまなリターンが用意されているが、なかでも「voicepeak 東北きりたん」のパッケージ版と「非公開追加ボイス」のセットが手に入る1万6000円のコースがもっとも支援者を集めているようだ。

 ちなみに5万円の豪華版コースとして「きりたんまな板」(桐のまな板)やデザイナーの江戸村ににこ氏のサイン入りパッケージなどがセットとなったコースも公開されていたが、こちらは募集上限に達したため、現在は受付終了となっている。

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(画像はTwitter|東北ずん子より)

 そのほか変わったところでは、昨年末に無料公開されたことでも話題を呼んだ、東北ずん子プロジェクトのミュージカルアニメ『ずんだホライずん』のBlu-rayディスクがリターンとなっているコースも公開中だ。

 現在、本プロジェクトは第5ストレッチゴールとしてドワンゴが開発するAIボイスチェンジャー『Seiren Voice』に東北きりたんを対応させる追加ゴールが発表されており、次の目標額は1800万円(300%)となっている。目標額を達成した場合、追加でSeiren Voiceプランのリターンが公開される予定とのことだ。

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(画像は東北きりたんvoicepeak化プロジェクトページより)

 「東北きりたん」を音声合成ソフト『voicepeak』に対応させるクラウドファンディングプロジェクトは現在、GREEN FUNDINGにて公開中だ。気になった方はこの機会に、本プロジェクトの支援者となってみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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