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狂気に塗れた架空のソビエト連邦で戦うFPS『アトミックハート』Xbox版とPC版が発売。長期に渡る開発期間を経てついにリリース、意思のあるグローブと記憶喪失のエージェントが事件の真相に迫る

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 ロシア・モスクワに拠点を置くゲーム開発スタジオのMundfishは2月21日、『アトミックハート』Xbox Series X|S/Xbox OneとPC(Steam)向けに配信開始した。

 本作はXboxゲームパスにも対応しており、PS4/PS5版は4月13日に発売される。

 なお、記事執筆時点でXbox版に日本語字幕が含まれない不具合が発生している。記事執筆時点でMicrosoft社と開発チームが問題解決に取り組んでいるため、Xbox版でプレイする方は国内向けのパブリッシングを担当するBeep Japanの公式Twitterをチェックしよう。

『Atomic Heart』Xbox版とPC版が発売。狂気のソ連FPS_001
(画像はSteam:Atomic Heartより)

 『アトミックハート』は、第二次世界大戦時にロボット工学などが大いに発展したパラレルワールドのソビエト連邦を舞台とする一人称視点のアクションRPG。「コレクティヴ2.0」というニューラルネットワークが実装され浮足立つソ連にて突如ロボットが暴走し、プレイヤーはソビエト連邦に生涯を捧げてきた記憶喪失のエージェント「P-3」としてロボット反乱の謎に巻き込まれていく。

 ゲームプレイは3Dのマップを探索しながら道中の敵を倒していく形式で、主人公は銃火器や鈍器のほか左手に装着したグローブにより超能力のようなアクションが行える。

 敵を浮かせたり燃やしたり、浮かせたりしながら攻撃することでスキルと武器のシナジーが生まれる。よってさまざまな武器を組み合わせながら戦う点が本作の戦闘の特徴となるだろう。

 ちなみに、左手のグローブは「チャー・ルズ」という名前の人工知能のようなものが搭載されたロボットであり、彼との掛け合いも楽しめるという。

 また、道中は「チャー・ルズ」と「P-3」の徹底して孤独なふたり旅というわけではなく、さまざまなキャラクターと出会い、会話する機会も存在する。高度な技術の発展に人々が何を思い、そして裏でひしめく不気味な恐怖の正体はいかに。

 興味がある読者は実際にプレイして事件の真相を刮目して見届けよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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