様々な書籍の出版を手がけるゴマブックス株式会社は3月27日(月)、野球の祭典「ワールド・ベースボール・クラシック」において日本代表チーム「侍ジャパン」が優勝を飾って以来、自社の配信する電子コミック『侍ジャイアンツ 新装版』の売り上げが通常の約5倍となったことを明らかにした。
同作は侍ジャパンの優勝を記念し、3月23日(木)から4月24日(月)までの期間限定セールを実施しており、第1巻から第3巻は無料、続く第4巻から最終第12巻までの各巻を税込価格55円で販売している。
侍ジャパン🇯🇵
— ゴマブックス (@goma_books_PR) March 24, 2023
WBC優勝おめでとうございます🏆✨
WBC優勝を記念しまして、キャンペーン実施中‼#侍ジャイアンツ(新装版)
3巻無料✨4巻~55円‼
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マンガ『侍ジャイアンツ』は、『巨人の星』や『あしたのジョー』などの原作として知られる梶原一騎氏と、テレビアニメ『新巨人の星』のコミカライズなどを担当した漫画家の井上コオ氏によって描かれた作品である。作中では、四国の高校球児だった「番場蛮」が6年連続で日本一の偉業を成し遂げたプロ野球チーム・ジャイアンツにスカウトされ入団。蛮は持ち前の豪快な性格と「サムライ」と周囲に称される気迫や執念を糧に投球のコントロール難を克服し、投球時に高く飛び上がる「ハイ・ジャンプ」を筆頭に様々な魔球を生み出しながら並みいる強打者やライバルたちと渡り合っていく。
なお、今回の発表では本作の売り上げが約5倍となった理由については特に触れられていない。無論セールを実施して売り上げが伸びるのは当然のことではあるが、筆者の見立てでは、先のWBCにおいて侍ジャパンは「マンガのよう」と表現されるほどの劇的な勝利や印象的なシーンを数多く残しており、おなじ「侍」を冠し荒唐無稽とも思えるほどドラマチックな展開を繰り広げる本作にも注目が集まったのではないかと推測している。
本作のほかにも、14年ぶりとなるWBCにおける日本チームの優勝を祝し数多くの野球関連作品が無料公開や特別セールを実施していた。関西大学の宮本勝浩名誉教授による試算で「654億円」ともされるWBCの経済効果は、まだしばらく波及を続けそうだ。
プレスリリース全文は以下のとおり。
WBC日本代表優勝で売上5倍増!電子コミック『侍ジャイアンツ 新装版』( 原作・梶原一騎:画・井上コオ) をキャンペーン価格で販売開始!!
ゴマブックス株式会社(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:赤井仁)配信の電子コミック『侍ジャイアンツ 新装版』( 原作・梶原一騎:画・井上コオ)が侍ジャパン(ワールド・ベースボール・クラシック日本代表)がワールド・ベースボール・クラシックにおいて14年振りの優勝以降、通常売り上げの約5倍の売り上げを記録しました。更に今大会の侍ジャパンの優勝を記念して「侍ジャパン優勝記念キャンペーン」として同作をキャンペーン価格でAmazon Kindleストア等主要書店で2023年3月23日(木)より期間限定のキャンペーン価格55円(税込)で販売しております。キャンペーン終了は2023年4月24日(月)まで。
●配信場所:Amazon Kindle 電子書籍版 https://amzn.to/3PLEIER
●キャンペーン期間:2023年3月23日(木)~2023年4月24日(月)23:59まで
『侍ジャイアンツ 新装版』
【内容紹介】巨匠梶原一騎のもう一つの巨人の星。主人公番場蛮にユニークな名前と明るいキャラクターで人気を呼んだ。1970年代。土佐生まれの、八方破れな自称サムライの高校生番場蛮が主人公。紳士野球を変えたいと、読売ジャイアンツ監督の川上哲治が蛮を入団させる。そこで、蛮は独自の魔球を考案。血のにじむような努力と根性で体得し、他球団のライバル打者たちと対戦していく。当時の読売ジャイアンツや他球団の選手たちが、実名で登場した作品。
会社名:ゴマブックス株式会社
代表者:代表取締役 赤井仁
所在地:東京都目黒区下目黒1丁目8番1号
アルコタワー7階
URL:http://www.goma-books.com/
Twitter:@gomabooks
facebookページ:http://bit.ly/2zvgZ6C
事業内容:出版業、書籍・雑誌・電子出版物・デジタルコンテンツの企画・編集・制作・販売、電子書籍コンテンツのアグリゲート事業、デジタルコンテンツのオーサリング事業