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魔法のデッキを組んで挑むダンジョン探索カードRPG『ダンジョンドラフターズ』のSteam版が4月27日に発売決定。『聖剣伝説2』の音楽を手がけた菊田裕樹氏もゲストとして楽曲を提供

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 パブリッシャー(販売元)のDangen Entertainmentは4月6日(金)、デッキ構築の要素を含むダンジョン探索カードRPG『Dungeon Drafters(ダンジョンドラフターズ)』4月27日(木)に発売すると発表した。本作については、英語・中国語に対応する無料の体験版が配信中。ストアページの情報によると、発売時には日本語の字幕・インターフェースへ対応する。

 また、2023年後半には本作の家庭用ゲーム機版も発売される予定だ。

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 『Dungeon Drafters』は、魔法を封じ込めたカードでデッキを組んで古代遺跡の探索を進めていく作品だ。本作では魔法使いの少女やウサギの探検家など、6種類のキャラクターから最初のキャラクターとスタートデッキを選択。冒険の拠点となる町でブースターパックの購入やクエスト受注などの準備を進め、遺跡に足を踏み入れていく。ただし、探索のなかでは町へ戻るか、あるいは最奥を目指すかの選択を迫られる場面も登場するため、体力やデッキの状況を見ながら慎重に判断する必要があるようだ。

 作中では攻撃や回復だけでなく、移動効果を含むものやマップに影響を与えるものなど計300種類のカードが収録されている。カードには5つの属性が存在しており、選んだ属性によって基本の戦略は異なるほか、カードの能力を強化するルーンやデッキとの相乗効果を生み出す装飾品の組み合わせ次第でも戦い方は変化するため、自分だけのコンボを生み出す楽しみが本作の大きな魅力となっている。

 本作の開発はブラジルに拠点を置くManalith Studiosが手掛けており、2020年に実施されたクラウドファンディングプロジェクトでは約136万の目標額に対し1164名の支援者を集め、540万円以上を調達。Nintendo Switch版の制作決定やRTA用の「スピードランモード」など追加のゲームモード収録が決定していたほか、ゲストの作曲家として『聖剣伝説2』の音楽を手がけた作曲家の菊田裕樹氏も楽曲を提供しているという。

 『Dungeon Drafters』のPC版はSteam上で4月27日(木)に発売される予定。また、2023年後半に向けて家庭用ゲーム機版の制作も進められているので、興味があればDangen Entertainmentの公式Twitterアカウント(@Dangen_Ent)をチェックしておくとよいだろう。

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プレスリリースの全文は以下のとおり


Dungeon Drafters PC版の発売日発表と新トレーラー公開

Dungeon Draftersは、謎のダンジョンを冒険するカードバトルゲーム。タイルベースの戦略性のあるバトル、他にはないプレイアブルキャラクターたち、ローグライト要素にクレバーなコンボシステムなど、カードバトルのジャンルに新しい風を吹き込む。

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2023年4月7日大阪– DANGEN Entertainmentは本日、2023年4月27日にPC版Dungeon Draftersを発売すると発表した。コンソール版は2023年後半に発売予定。この発売発表と同時に、新たなゲームプレイを盛り込んだトレーラーも公開される。

Dungeon Drafters発売日発表トレーラー

Dungeon Draftersでは、デッキビルドと戦略バトルを組み合わせ、謎のダンジョンでの冒険をローグライト要素とともにカラフルなピクセルアートに存分に表現している。プレイヤーは邪悪な世界や禁じられたカードを排除すべく、古代遺跡の探索に意欲を燃やす若き冒険者となりプレイする。ターン制バトルで自分のスペルデッキを使い、バトルフィールドをめちゃくちゃにする驚くべきコンボを出して戦い抜く。レアカードを集め、お宝を発見し、迷った冒険者を救出したら、町へ戻って次の冒険に備えよう。より深みへと飛び込んで、世界から永遠に悪を消し去る究極のスペルデッキを、君の手で作り上げよう。

プレイヤーは6人のプレイアブルキャラクターから1人を選択する。各キャラクターはゲーム開始時にそれぞれ特徴のあるデッキを持っており、その初期プレイスタイルでは戦闘や戦略にそれぞれの個性があり、アーキタイプ構築に新たな一歩を踏み出させてくれる。例えば、メイジは広範囲の魔法攻撃「炎の輪」や「地震」、また敵をカエルに変えてしまう「呪い」を持っているが、ブローラーは敵を「フリング」で投げたり、「束縛の掌打」で捉えたりする。開始時の決定に関わらず、プレイヤーは異なるタイプへ手を広げたり、好みのデッキを作り上げたりしながらゲームを進めることができる。

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プレイヤーは霧林の遺跡、マグマシティ、氷河の書物庫、失われた難破船など広範にわたるダンジョンを探索する。一度バトルが始まると、プレイヤーと敵は戦略的タイルベースバトルで順に戦うことになる。プレイヤーはターンごとに3アクションポイントを持っており、その中で移動、カードの使用、近接攻撃で敵を殴ることもできる。敵にカーソルを合わせるとその攻撃範囲や次のアクションを確認でき、危険や大きなカウンター攻撃を回避することが可能だ。
「隠密」カードで防御し、「城壁」を作り、「ダブルジャンプ」で飛び出したり、動かせないアイテムを「変容体」で友好モンスターに変えたり、はたまた敵を固定して石筍でクラッシュ、または敵を別の敵がいる位置へ押して追加ダメージを与えたりしよう。周りにある物の利用やクリエイティブな考え方がダンジョン生き残りのカギとなる。

Dungeon Draftersには300種類のカード、5種類の魔法アーキタイプ(トラベラー、レイダー、ストレンジャー、オラクル、ワーデン)、そしてそれらに従属するさまざまな呪文など、豊富なカスタマイズシステムが用意されている。各カードはひとつのアーキタイプと紐づけされており、デッキの中でどのように機能するかが決まっている。
攻撃に特化するカードもあれば、制御、回復、安全を優先するカードもある。どのアーキタイプを選択するかによって、君の戦略は大きく異なることになる。選んだ特定のアーキタイプに沿ったルーンを装備するとそのアーキタイプのカードが使えるというわけだ。
キャラクターが多くのルーンを手に入れれば入れるほどより複雑なデッキを組むことができ、アーキタイプをミックスしたり、君の夢のスーパーデッキを作り上げたりすることも可能だ。魔法デッキにさらに彩りを与える強力なキュリオ―プレイヤーにユニークな能力を与え、デッキとの相乗効果を生む魔法の装飾品だ。各キャラクターにより初期カードアーキタイプと、2つのタイプのカードがどのようにコンボを繰り出すのかが決まる。

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ダンジョン探索時には、より深みに入っていくか、冒険者の町に戻り疲れを癒すかを選択する機会がある。ここではブースターパックの補填、デッキの構築、カードのトレード、NPCとの会話、クエストの請負い、ルーンの開放、キュリオを探す遠征へのスカベンジャー派遣、ミニゲーム、そしてさらなる秘密の数々の発見などができる。また、モンスター図鑑やNPCプロフィール、タウンマップや図鑑などが見られるオールマイティなガイドにアクセスが可能だ。

各ダンジョンにはテーマがあり、テレポート、癒し、吸収、大きなダメージを引き起こすなど特徴的なモンスターが待っている。各ダンジョンの最後のボスを倒すには骨が折れる。仕組みを知り、それに合わせてデッキを調整し、深く探究する必要があるからだ。そしてまた、異なるタイプの部屋を探すことがこのゲームの大きな特徴でもある。よく観察しお宝の部屋、バトルイベントのあるスペシャルな部屋、ストーリーの部屋、トレードの部屋、魚釣りの部屋などを見つけることができるだろう。

Dungeon Draftersはダイナミックな音楽によるキャッチ―なサウンドトラックが特徴で、バトル中にも音楽が変わりプレイヤーを飽きさせない。ゲストに迎えた、聖剣伝説2の作曲家として有名な菊田裕樹氏によるスペシャルなテーマ曲となっている。

Steamで『Dungeon Drafters』をウィッシュリストに追加できます。

https://twitter.com/DungeonDrafters
https://twitter.com/Dangen_Ent
https://dangenentertainment.com/

#DungeonDrafters

DANGEN ENTERTAINMENTはインディーゲームに特化したパブリッシャーで、素晴らしいゲームをさまざまな言語に翻訳し、世界中での発売を手掛けています。この社名は、日本語で強い信念を意味する「断言」からきています。私たちDANGEN ENTERTAINMENTのスタッフは多彩な顔を持っていますが、最も重要な役割は、たくさんの素晴らしいゲームをできるだけ多くのゲーマーの皆さまにお届けするサポートをすることです。


ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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