漫画『日常』の作者であるあらゐけいいち氏は4月26日、教育芸術社が発行する令和6年度版の小学校音楽の教科書「小学生の音楽」の表紙と登場キャラクターのイラストを担当したことを明かした。
教科書は2024年の4月から小学校で使用される予定となっている。
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令和6年度版小学校音楽の教科書、
— あらゐけいいち (@himaraya) April 25, 2023
『小学生の音楽』(教育芸術社)で、
表紙と登場キャラクターのイラストを担当しました。
2024年4月から小学校で使われる予定です。
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あらゐけいいち氏は『日常』や『CITY』などを手がけた漫画家だ。同氏が手がけた作品のなかでも「ほのぼの」とした雰囲気と荒唐無稽なギャグが共存した作風の『日常』は大きな人気を博し、代表的な作品として知られている。
このたび発表された教科書のイラストには、あらゐけいいち氏らしいキュートなデフォルメを施したキャラクターたちが描かれている。教科書のウェブサイトによると、表紙のデザインは「音楽の時間ではどんなことをするのかな」と子どもたちがワクワクしながら教科書を手にしてほしいという願いのもと制作されているという。
(画像は【小学校音楽】教育芸術社 令和6年度版『小学生の音楽』小学校音楽教科書のご紹介 – YouTubeより)
また、公開されている教科書の紹介映像では登場キャラクターも紹介されているが、そのなかに『日常』に登場する人形ロボ「東雲なの」を彷彿とさせる「なの」というキャラクターが確認でき、SNSを中心に大きな話題を呼んだ。
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読者の多くはすでに小学校を卒業していると推測されるが、発売されれば教科書は書店や各ECサイトなどにて購入できるため、熱烈なファンは発売を待とう。