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『スプラトゥーン3』などの楽曲で知られる作曲家の永松亮氏が任天堂を退社。「運鈍根 」といった「サーモンラン」関連楽曲や『Wii Sports Resort』メインテーマを手がけた

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 『スプラトゥーン3』『マリオカートWii』などのゲーム音楽を手がけた作曲家の永松亮氏は5月1日、4月30日をもって任天堂を退社したことを自身のSNSにて発表した。

 永松亮氏は『Wii Sports Resort』『マリオカートWii』『スーパーマリオギャラクシー2』といったWiiむけの作品の楽曲や2013年に3DS向けに発売された『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』の楽曲などを手がけてきた作曲家だ。

 近年の作品としては2017年に発売された『スプラトゥーン2』の「サーモンラン」にまつわる楽曲やFrom Bottomカレントリップといった作中バンドの楽曲、『スプラトゥーン3』におけるC-Sideω-3クマサン商会名義の楽曲を手がけている。

 永松亮氏の楽曲群は多岐にに渡るジャンルやスタイルを携えているが、意識せずとも同氏の楽曲を耳にし、記憶に残している読者も少なくないはずだ。『Wii Sports Resort』のメインテーマ曲といったキャッチ―な楽曲のほか、『スプラトゥーン3』の「運鈍根」における不思議な変拍子のように遊び心にあふれた作品も印象的だ。

 このたび投稿された永松亮氏のコメントによると同氏は約17年間を任天堂と共に歩み、「17年間の渋み」を感じさせる自身の新たなプロフィール画像とともに円満な退社であることが明かされている。

 また、「これからは今までよりちょっと広くちょっと直接的に、自分なりのやり方で、必要としてくれる人や業界業種を盛り上げるべく尽力して行きます」とコメントしている。

 永松亮氏の今後の予定は不明だが、同氏の楽曲が好きな方は引き続き活動に注目しよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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