ウクライナに拠点を置く4A Gamesは5月17日(水)、Twitterアカウント「Metro Exodus」の発言として、同社が開発したホラーサバイバルFPS『メトロ:ラストライト コンプリートエディション』のSteam版を5月18日(木)から5月25日(木)までの一週間限定で配布すると発表した。
『メトロ:ラストライト』のなかでプレイヤーは最終戦争によって地上が汚染されてしまったロシアを舞台に、人間が生きるために逃げ込んだ地下鉄網を冒険する。ロシアの作家ドミトリー・グルホフスキー氏が執筆し2005年に出版された小説『メトロ2033』を原作として2010年に発売された同名作品の続編であり、前作では危険な敵として登場したミュータント「ダークワン」を巡る新たな物語が展開される。
荒廃した世界で暮らす人々の緻密な描写や返り血をぬぐうアクションなどリアリティを追求したゲーム性が評価され、2019年に発売されたシリーズ最新作『メトロ:エクソダス』はスウェーデンのゲーム会社が2022年に発表した報告書によると600万本以上の売り上げを記録したとのこと。
なお、『メトロ2033』および『メトロ:ラストライト』にはグラフィックやUIなどに改良を加えた「リダックス」バージョンが存在するが、今回の発表で配布が決定したのはあくまでもオリジナル版であるため注意が必要だ。
また余談になるが、『メトロ2033 リダックス』と『メトロ:ラストライト リダックス』は5月17日現在、Nintendo Switchにて85%オフのセールを実施中だ。期間は5月21日(日)23時59分までとなっており、どちらも税込445円と非常にお買い得。興味のある方はこちらも合わせてチェックしてみてはいかがだろうか。