Devolver Digitalは6月9日、汚染された島でグラフィティに勤しむオープンワールド・アクションゲームの続編『SLUDGE LIFE 2』を6月27日に発売すると発表した。
また、近日中に本作の体験版をPC(Steam)向けに配信すると発表した。
対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Games Store、GOG.com)となる。
前作の『SLUDGE LIFE』はヘドロで汚染された奇妙な島を舞台に、駆け出しのグラフィティライター“ゴースト”として冒険するゲームだ。本作には3つほどエンディングの様なイベントが用意されているが、明確なストーリーラインや絶対的な目的は存在しない。そんな作品でありながら1か月弱で全世界400万ダウンロードを突破した人気作となっている。
続編である『SLUDGE LIFE 2』は、大人気カエルラッパーの「ビッグマッド」が突如姿を消したため、主人公のゴーストが高層ホテル「Ciggy City Suites」に連れ込まれ幕を開ける。詳細は不明だが、最も恐ろしい一人称の「ヴァンダリズム」(グラフィティなどの行為)シミュレーターであり、秘密や変人、ジョーク、タギングができるスポットが満載の危険な作品になるという。
前作ではお尻の穴がふたつある猫やカメラマンの鳩、ドラッグパーティーに勤しむ若者たち、ストリートアーティストを買いたたく大企業など、シュールながら雄弁な世界が魅力となっていた。今作ではNPCが前作の3倍登場するため、さらに表情豊かな大企業の抑圧と奇妙でキュートな街の風情を味わえそうだ。
ゲームプレイは3Dアクションゲームの様な形式を採用しており、前作に引き続き道中で獲得できるグライダーなどを駆使して未踏の地に足を運び、時に無法者として侵入しながら気の向くままに本作の世界を探索していく。
また、新要素としてダブルジャンプやスプリントを可能とするアイテム「ダブルJs」や自分自身を空へ撃ち放つ「ポータブルランチャー」といったアイテムが追加され、さらに立体的なアクションが楽しめるだろう。
興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、近日中に配信される体験版をプレイしよう。