最大4人で協力プレイができるUnreal Engine 5製のホラーゲーム『Macabre』が発表された。本作は先日開催されたPCゲームの発表会「PC Gaming Show」にて映像が公開された作品で、オーストラリアのインディーデベロッパーWeforge Studioが開発を担当している。
“ステルスエクストラクションホラー”と銘打たれた『Macabre』で、プレイヤーたちは山奥に遺棄された施設でとある謎を解き明かすため協力することになるが、そこではおそろしいモンスターが闊歩しており、奴の追跡を掻い潜りつつ脱出も果たさなければならない。シングルプレイヤー体験を味わえるマルチプレイゲームを目指しており、ステルスアクションやホラー、協力ゲームプレイといった要素をかけあわせたlリプレイ性と中毒度の高い内容になるという。
明確なストーリーや物語の背景は公開されていないが、ゲーム内ではプレイヤーたちの分身であるさまざまな人物がバンジョーと呼ばれる謎の人物(映像で杖を持っている老人)に導かれ、不安定なタイムリフトを通じて無数の時間軸を渡り歩いているという。それぞれの時間軸で出会った最大4人のプレイヤーたちが、謎を解き明かすために協力しているというわけだ。
ゲーム部分に関しては、本作ではマップや目標、さらにゲーム内に登場する謎解き要素までもがランダム化されており、毎回異なる恐怖体験が味わえるとのこと。また今回公開された映像では謎の粒子体が流れる銃器のようなガジェットも登場していたが、こういった装備をアップグレードする要素もあることも明らかにされている。またモンスターのAIは狩人のように調整されており、たとえばプレイヤー側が同じ対処を繰り返すと別の行動を取るようになる。
『Macabre』は早期アクセスタイトルしてリリースが予定されており、ソロプレイ専用の体験版が近日中にもリリース予定とのこと。価格や発売日は未定となっているので、気になった読者はSteamのストアページでウィッシュリストに登録しておくとよいだろう。