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タヌキの郵便局員として働くゲーム『Project Tanuki』発表。夏の町を自転車で駆け回り荷物をお届け、本作を手がけるDenkiworksの拠点・京都へのラブレター

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 京都を拠点とするデベロッパーのDenkiworksは7月11日、タヌキの郵便局員として働くアドベンチャーゲーム『Project Tanuki』を発表した。

 この度公開された『Project Tanuki』のティザー映像では、郵便局員のタヌキが和風の街に佇んでいる様が収録されトゥーンシェーダーの可愛らしさと、抑制された色調の趣ぶかいビジュアルが伺える。

 海外メディアTechRadarには本作を手がけるDenkiworksへのインタビュー記事が掲載されており、同記事によると本作は夏の間、郵便配達員のタヌキとして自転車で町を駆け回り、住民たちに荷物を届けていく作品となる。

『Project Tanuki』発表。タヌキの郵便局員として働くゲーム_001

 作品のテーマや設定は新型コロナウイルスを発端に生まれ、伝書鳩といった帰巣本能により動物が配達をする文化に着想を得ているという。当初うまれたアイデアの核を維持しつつ、結果として「デンキワークスの本拠地である京都市へのラブレター」になっている。

 ゲームプレイの詳細は不明だが、パブリッシャーNew Blood InteractiveのDave Oshry氏のTwitterには本作を先行してプレイする映像が投稿されており、主人公のタヌキがダイナミックに走る様が確認できる。

 本作を手がけるDenkiworksは、かつてQ-Gamesに在籍していた有岡託氏、Liam Edwards氏、Jan de Graaf氏の3名で結成されたスタジオだという。

 タヌキとして郵便配達をしてみたい方は、DenkiworksのTwitterをチェックして続報を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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