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『SIREN』発売20周年、節目の「異界入り」。現実から隔絶された“異界”へ迷い込む8月3日へ向けて、「異界入り万博」や「SIREN in NAMJATOWN 宴」など公式イベントも複数展開

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 ホラーゲーム『SIREN』のゲーム内イベントの日付に合わせ、ゲームのファンや関係者らが交流する「異界入り」が2023年8月3日(木)より始まる。

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(画像は「プレイステーション公式」Twitterアカウントより)

 「異界入り」とは『SIREN』の冒頭で発生する怪奇現象である。作中では8月3日0時ちょうど、ゲームの舞台である羽生蛇村の周囲を「赤い水」が覆い、不安を掻き立てるサイレン音が鳴り響く。この現象は羽生蛇村内の人間が現世と常世の間にある「異界」へと入ってしまったことを示しており、そのまま異界入りと呼称されている。

 その異界入りという現象が転じて、『SIREN』シリーズのファン同士が交流する際の「ハブ」のような機能を果たす言葉として使われており、SNSなどではゲーム内で異界入りが発生した8月3日頃から8月6日まで、『SIREN』ファンの活動が大いに盛り上がる毎年の恒例行事となっている。

 2022年に引き続き、東京・池袋のテーマパーク「ナンジャタウン」が『SIREN』とのコラボイベント「SIREN in NAMJATOWN 宴」を実施。蕎麦でありながら苺ジャムで味付けされ、インパクト抜群の“怪奇料理”「羽生蛇蕎麦」などで話題を呼んでいる。

 さらに、作中のメインキャラクター・須田恭也を演じた俳優の篠田光亮氏が主催する「異界入り万博」も初の“公式”イベントとして、シリーズの出演者や制作陣も多数出演して開催される。

 異界入り万博では8月2日(水)23時40分より、8月3日へ向けたカウントダウンイベントも実施され、『SIREN』の代表曲である「奉神御詠歌」が柚楽弥衣氏のライブ歌唱で楽しめる。カウントダウンイベントに関してはYoutubeでの無料配信も実施される予定となっているので、興味のある方は公式サイトや篠田氏の公式Twitterアカウントなどをチェックしておこう。

『SIREN』の「異界入り」に合わせ今年も「異界入り万博」など様々な催しが実施_002
(画像は篠田光亮氏公式Twitterアカウントより)

 ちなみに、弊誌では『SIREN』シリーズの生みの親である外山圭一郎氏へのインタビューを実施した。当時の関係者総勢34名による“20周年記念メッセージ”も掲載しているので、ぜひこちらの記事も読んでみていただきたい。

編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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