いま読まれている記事

『Papers, Please』10周年を記念したレトロ風ミニゲームが無料公開。Steamでは本編が80%オフの196円で購入できる超お得なセールも開催中

article-thumbnail-230809d

 開発者のLucas Pope氏は日本時間の8月9日(水)、『Papers, Please』が10周年を迎えたことを報告した。これにあわせてSteam版をはじめとするセールが開催されているほか、ブラウザで遊べる新作ゲーム『LCD, Please』が公開されている。

 『Papers, Please』は架空の国家「アルストツカ」にて、不正な入国を防ぐ入国審査官として働くシミュレーションゲーム。ゲームの中では入国希望者を相手に、パスポートの内容をはじめとする書類をチェックする。業務中はリアルタイムに時間が進んでいき、報酬は対応できた人数に応じて支払われるため、なるべくスムーズに業務を遂行しなければ家族を養っていけなくなってしまう。

 日が進むごとに入国審査のルールは複雑化。さらに巧みに書類を偽造して入国を試みる者、賄賂をちらつかせる者、同情を誘うような事情を訴える者などプレイヤーに判断を迫るシーンが次々に訪れる。2013年に発売されたPC(Steam)版では、これまでに5万5000件以上のレビューを集め「圧倒的に好評」と、高い評価を獲得してきた。

『Papers, Please』10周年。新作ミニゲームが無料公開1
(画像はSteam『Papers, Please』ストアページより)

 このたび、本作や『Return of the Obra Dinn』といった作品で知られるLucas Pope氏は『Papers, Please』が10周年の節目を迎えたことを報告し、全プラットフォームで1.99ドルとなるセールを開催するとアナウンスした。

 参考までに、Steam版は日本からも80%オフ196円で購入できるようになっている模様だ。またスマートフォン版は日本国内向けのApp Storeで300円、Google Playでは280円でそれぞれ販売している。

 また、itch.ioではブラウザから遊べる10周年記念作品『LCD, Please』が公開中。こちらは『Papers, Please』本編を簡略化したような内容で、レトロな携帯型ゲーム機風のデザインが特徴。簡易的ではありながら、訪れた入国希望者の顔や名前、出身地をチェックして入国許可を出すおなじみのゲームプレイが楽しめる。

 ハードモードでは、ポスターと顔が一致した場合は入国を拒否しなければいけない「指名手配犯」や、顔や発言を再確認できなくなる「VIP」などの追加ルールも登場。さらに歯ごたえのある体験となることが予想されるため、熟練の入国審査官を自負する方はぜひ挑戦してみよう。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月27日16時~2024年4月27日17時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ