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『Factorio』宇宙プラットフォーム建設や惑星間物流網の構築が楽しめる拡張コンテンツの情報が公開。“宇宙ロケット打ち上げ後”を描く「Space Age」は約1年後のリリースを目指して開発中

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 開発元のWube Softwareは現地時間の8月25日(金)、『Factorio』の拡張コンテンツ「Space Age」に関する新情報を公開した。記事執筆時点では配信日は明らかにされていないものの、約1年後のリリースを予定していることが公式ニュースで言及されている。

 『Factorio』は不慮の事故で未知の惑星に不時着した主人公が、ロケットの開発を目指して施設を拡張していくシミュレーションゲーム。ベルトコンベアやロボットアームといった設備を組み合わせて工場のような生産ラインを作るゲームプレイが主軸となるが、ときには惑星の現住生物の脅威から自身や作った工場を守らなくてはならない。

 もともとはPC(Steam、GOG.com)で配信されていた作品だが、2022年10月にはNintendo Switch版もリリース。なお、2020年に正式リリースされたSteam版では累計13万件以上のレビューを集めたうえで「圧倒的に好評」と、高い評価を獲得している人気作だ。

 拡張コンテンツ「Space Age」では、現段階における本作の目標「ロケット打ち上げ」を達成した後のゲームプレイを導入する。プレイヤーは惑星軌道上に宇宙プラットフォームを築き、異なる惑星へ移動して新たなテクノロジーを手に入れたり、惑星間での物流を自動化したりといった仕事に取り組むことになるという。

 今回の情報によれば、本拡張には4つの追加の惑星がふくまれており、それぞれに独自のテーマや資源、チャレンジ、ゲームプレイの仕組みが用意されるとのこと。“軍事目標”についても言及されているため、来襲する何かから自身と工場を守る、従来のゲームプレイと同様の要素も楽しめそうだ。

 なお、利用可能なテクノロジーを増やしていく「技術ツリー」については、本拡張の導入に応じてバランスの再調整が施される模様。最高レベルのモジュールをはじめとする一部の技術については、特定の惑星に足を運ばなくては手に入れられなくなる。この調整によって「いつどの惑星に向かうか」という戦略が生まれてくるとされている。

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(画像は『Factorio』公式ニュースより)

 ちなみに「Space Age」のアイデア自体はゲーム本編の正式リリース以前から用意されていたが、当初の発売にあわせるには“野心的すぎた”ため、いったんは放棄。このたび情報が公開されたのは、あらためて拡張版として開発が進められてきたものである。

 『Factorio』の拡張コンテンツ「Space Age」は現在開発中。公式ニュースによれば、約1年以内に完成した製品をリリースできるという。ゲーム本編はすでにNintendo SwitchとPCで販売中だ。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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