8月29日(火)にリリースされたRPG『Sea of Stars』のセールスが10万本を超えたことが明らかになった。
インディーのRPGとしては破格のセールスに、開発元のSabotage Studioは『Sea of Stars』公式Xアカウントにて「言葉が出てきません。ありがとう」とユーザーに向けてメッセージを残している。
We’re speechless. Thank you ❤️ pic.twitter.com/OJXJ0mawpg
— Sea of Stars (@seaofstarsgame) August 30, 2023
カナダのインディースタジオSabotage Studioによる『Sea of Stars』は、「クラシックにインスパイアされたターン制RPG」を標榜する作品だ。本作からは『クロノ・トリガー』や『スーパーマリオRPG』、『ブレス オブ ファイア』といったJRPGからの強い影響が見受けられる。
それらの古典的名作へのリスペクトを入念に盛り込みつつも、より遊びやすくフレッシュにブラッシュアップされたゲームデザインとなっている。
販売直後の各種ゲームメディアおよびユーザーからは、早くも多くの絶賛の声が上がっているようだ。美麗なピクセルアートや『クロノ・トリガー』の楽曲担当で著名なコンポーザー光田康典を起用したサウンド、アクション要素を導入したリアルタイム性のある戦闘システムおよび絶妙な難易度のゲームバランスなどが高く評価されている。
本作は単なる古典的名作への目配せ的なオマージュのみに留まらない。受けたインスピレーションを現代的なオリジナリティあふれる作品として昇華しようとする作り手の熱意は、世代や立場を問わずあらゆるゲームプレイヤーの心を掴んだのだろう。快調なセールスがそれを証明している。
現在、ダウンロード版がPC(Steam)、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switchのプラットフォームで配信中だ。また、X Box Game PassおよびPlayStation Plusのフリープレイにも追加されている。それらのサービスの加入者は追加料金なしでプレイすることが可能だ。
なおSteamストアページでは、9月5日(火)まで定価の10%オフの3600円で購入可能となっている。