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オープンワールドRPG『The Elder Scrolls VI』の製作が企画・構成の段階から初期開発へ移行したと明らかに。ベセスダ・ソフトワークス副社長のピート・ハインズ氏は「数年の間『The Elder Scrolls VI』の新たな情報を耳にすることはないだろう」と言及

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 海外ゲームスタジオのベセスダ・ソフトワークスで副社長兼マーケティング/コミュニケーション部門の責任者を務めるピート・ハインズ氏は、スペインのゲームメディアVandalが現地時間8月29日(火)に公開したスタジオ新作『Starfield』関連のインタビュー記事にて、オープンワールドRPG『The Elder Scrolls VI』の開発が企画・構成の段階から実際の開発における初期段階へ移行したことを伝えた。

 『The Elder Scrolls VI』は、2011年に登場した『The Elder Scrolls V: Skyrim』の続編として計画されているオープンワールドRPGのシリーズ最新作である。本作は北米最大級のゲームイベント「E3 2018」にて『Starfield』に続くスタジオの主力タイトルとして発表されていた。インタビューのなかで、ハインズ氏は『Starfield』の発売後にリリースする追加コンテンツの予定を改めて言及しており、現時点でスタジオが『Starfield』に注力している点を強調。今後数年間とされる開発期間中は「『The Elder Scrolls VI』の新たな情報を耳にすることはないだろう」と述べた。

 一方、『Starfield』と『The Elder Scrolls VI』の両方でディレクターを担当するトッド・ハワード氏は、海外カルチャーメディアGQのイギリス版で公開された8月下旬のインタビューにて、『The Elder Scrolls VI』で実現したいビジョンについて「“究極のファンタジー世界シミュレーション”としての役割を果たしたい。そして、経過した時間を踏まえて、実現するためのさまざまな方法がある」と述べていた。

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(画像はYouTube「The Elder Scrolls VI – Official Announcement Teaser」より)

 近年のベセスダ・ソフトワークスは開発を手がけるTango Gameworksとのタッグで送るリズムアクションゲーム『Hi-Fi RUSH』を発表と同時に電撃リリースし話題を呼んだ。また、9月1日(金)に予約購入者向けの早期アクセスが開始する『Starfield』についても、25万行を超えるとされるセリフテキスト作中の序盤で訪れる太陽系での体験などの情報から期待感が高まっている状況だ。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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