いま読まれている記事

ファイナルファンタジー×戦国×ゾンビ×キングギドラがクロスオーバーするカオスな「丸紅」のCMが公開。「みんなでやろう」をテーマにしつつ、さまざまな作品やジャンルが凝縮されて表現

article-thumbnail-230908b

【9/8 11:16 記事公開時、ファイナルファンタジーのナンバリングが誤って記載されていました。正しくは『ファイナルファンタジー5』となります。訂正してお詫び申し上げます】

 丸紅株式会社は、堺雅人さんが出演し、さらに『ファイナルファンタジー5』の楽曲「ビッグブリッヂの死闘」が使用されたCM「できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇」をYouTubeとXにて公開した。

 「できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇」は、大手総合商社「丸紅」のCM。

 舞台は戦国時代のようで、堺雅人さん演じる「紅丸」が、中村ゆりかさんを「鵺(ぬえ)姫」を頭首とした敵軍との戦いからはじまる。しかしそこに突如、地中から「ゾンビ」が登場。紅丸と鵺姫はゾンビ相手に共闘するも、多勢無勢かと思われたが、さらにそこに怪獣「キングギドラ」が来襲する……という波乱の展開が続くというもの。

 使用楽曲には、『ファイナルファンタジー5』の楽曲「ビッグブリッヂの死闘」のアレンジバージョンが使われており、「できないことは、みんなでやろう」というスローガンを表現した胸が熱くなるような展開が続くのが特徴だ。堺雅人さんが着ている深紅の甲冑はドラマ『真田丸』の真田幸村を彷彿とさせるものとなっている。

ファイナルファンタジー×戦国×ゾンビ×キングギドラがクロスオーバーするカオスな「丸紅」のCMが公開
_001
(画像はYouTubeより)
ファイナルファンタジー×戦国×ゾンビ×キングギドラがクロスオーバーするカオスな「丸紅」のCMが公開
_002
(画像はYouTubeより)

 キングギドラは、2001年の映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』のスーツが使われており、同じく公開されたメイキング映像ではそのキングギドラの特撮シーンの裏側を見ることができる。また堺雅人さんのインタビューも公開されており、戦闘シーンはモンゴルで撮影されており、さまざまな国境をまたいだ制作の裏側を垣間見ることができる。

 さまざまな作品やジャンルが凝縮されてクロスオーバーするユニークなCMに、「展開がすごすぎる」、「なんの会社だよ?」と多くの賞賛の声が寄せられており、特にキングギドラが、従来の邪悪な宇宙怪獣ではなく、聖獣として描かれた『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』のスーツが使われていることに関して「千年竜王なのがちゃんとわかっている」と特撮ファンから驚きの声があげられている。

 本CMは、Webに続いてテレビドラマ『VIVANT』の9月10日の最新エピソードで放送される予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ