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『Re:ゼロ』の大塚真一郎氏がキャラデザを担当し、名のあるゲーム業界人も訪れた?出自不明の作家・喜多山浪漫氏によるWeb小説『エトランジュ オーヴァーロード』のコーナーが東京ゲームショウに出展中

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 9月24日(日)まで千葉・幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2023」のジェムドロップブースにて、作家の喜多山浪漫氏による小説『エトランジュ オーヴァーロード ~反省しない悪役令嬢、地獄に堕ちて華麗なるハッピーライフ無双~』(以下、エトランジュ オーヴァーロード)のコーナーが設置されている。

※9月23日の整理券情報に関するジェムドロップ公式アカウントの告知ポスト

 Web小説投稿サイト「小説家になろう」「カクヨム」で連載中の『エトランジュ オーヴァーロード』は、かつて破滅的な結末を迎え地獄に落ちた伯爵令嬢「エトランジュ・フォン・ローゼンブルク」が、地獄で“華麗なるハッピーライフ”を築くためになお我が道を突き進んでいく作品。Web小説における流行ジャンルのひとつ「悪役令嬢もの」に属する作品だが、「自らの運命を変えるため行動を改めていく」一般的な流れとは異なり、時に優しい一面を見せつつも悪の道をそのまま突き進んでいくものとなっている。

 今回のコーナー出展は、KADOKAWAが発刊する月刊コミック誌「電撃マオウ」でのコミカライズ決定を記念したもの。コーナー上には一緒に記念撮影できる主人公「エトランジュ」の3Dモデルが声優・水橋かおりさんのキャストボイスで登場。ラノベ型限定冊子の無料配布も実施されている。「小説家になろう」でのイラストクレジットを確認すると、どうやらキャラクターデザインは『Re:ゼロから始める異世界生活』『サモンナイト』シリーズで知られる大塚真一郎氏が担当しているようだ。

 とはいえ、作者である喜多山氏の出自や「東京ゲームショウ」への出展理由など、本作については謎に包まれた部分が多い。喜多山氏のXアカウント(@RomanKitayama)では日本ファルコム社長の近藤季洋氏やSNK社外取締役の盛田厚氏を筆頭に、ゲーム業界で影響力を持つ人物がコーナーを訪れる様子も確認できており、どうやら前歴にゲーム業界との深い関わりを持つ人物であったことを伺える。

 コミカライズ決定を記念して、「小説家になろう」「カクヨム」では毎日新たなエピソードを更新する強化期間に突入しているようなので、興味があれば会場内のコーナーや小説の公開ページをチェックしておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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