ドイツ・フランクフルトに拠点を置くKeen Gamesは10月10日（火）、同社が開発中の新作オープンワールドゲーム『Enshrouded』の無料体験版をPC（Steam）へ向けて配信した。体験版の配信は10月22日（日）までの期間限定となる見込みだ。また、本作は日本語にも対応している。
本作は今後PS5、Xbox Series X|Sでのプレイにも対応する予定となっている。
『Enshrouded』のなかでプレイヤーは「フレームボーン」と呼ばれる消滅の危機に瀕した種族の生き残りとして、失われた王国を冒険して物資を収集しながら、世界を荒廃させる謎めいた霧「シュラウド」の脅威に立ち向かっていく。公開されているトレーラー映像を見る限り、本作はツルハシで洞窟に穴を開けたり、フックのようなものを用いて足場のないエリアを移動するなど多彩なアクションに対応している。
本作の特徴として、ローカル環境でのソロプレイにくわえて最大16人での協力プレイが可能な点が挙げられる。なお、無料体験版ではひとつのサーバーに参加可能な人数は最大8人となっているほか、プレイ可能な時間が8時間に制限されているようなので注意しておこう。
（画像は『Enshrouded』体験版より）
Steamストアページの記載によれば、本作は収集した材料を用いて建築物や「膨大な種類の」家具、武器や防具などの装備品を作成可能だ。また、作中ではプレイヤーが建築した家へとNPCが逃げ込んでくることがあり、そういったNPCの協力によって作業場の進化や、高レベル装備のクラフトが可能となるなど様々な特典が得られるケースも存在するようだ。
無料体験版で掲載された告知によると、本作は開発途中のゲームを公開するアーリーアクセス版のリリースに向けて現在もプロジェクトが進行中であり、ゲームのグラフィックなどは最終的な品質とは異なるとのこと。特にAMD製や非RTXのグラフィックボードにおける描画は未完成となっているそうだ。
また、開発チームはプレイヤーからのフィードバックを求めているため、本作の体験版をプレイし何らかの不具合に遭遇した際には、「F1」キーから報告用フォーム（英語）へアクセスしてみてはいかがだろうか。
