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『マインクラフト』で作った建築物の“著作権”は誰のもの? 弁護士ふたりとゲームの利用規約を読み解く「ゲームさんぽ」新作動画が公開

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11月9日(木)、ニコニコ動画YouTubeの「ゲームさんぽ/よそ見」チャンネルにて“ゲームの利用規約”をテーマにした新たな動画が公開された。

「ゲームさんぽ」はさまざまな分野の専門家とゲームの世界を“さんぽ”して、そのフィクションならではの表現や事象を事実に即して深掘りする人気の動画コンテンツ。「ゲームさんぽ/よそ見」は長年にわたってシリーズの制作に携わってきたいいだ氏が手がける新バージョンとして、2023年5月に本格的にスタートした。

今回、新たに公開されたのは「弁護士とマイクラの裁判所でゲームの利用規約etcを読む」シリーズの第2回だ。タイトルの通り、ゲーム『マインクラフト』内で再現された裁判所を背景に、弁護士の水野祐氏と前野孝太朗氏をゲストに招いたトークが繰り広げられていく。

第1回ではおふたりのプロフィールに関する掘り下げも行われているので、気になる方はこちらから見ていくと良いだろう。

第2回は『マインクラフト』の利用規約を読んでいく内容となっており、特にフォーカスされているのはゲーム内建築の権利関係だ。また水野氏は、規約の中の「『常識の範囲内で使用する』とは~」という文章について「『常識』っていうのを定義しているのがめちゃめちゃ面白い」と語った。

ちなみに「常識の範囲内で使用する」というパターンの文章はスタジオジブリが提供する作品の場面写真にも使われている表現だが、そちらでは細かな定義などはされていないとのこと。『マインクラフト』が「常識」を定義しているのはかなり珍しいケースであるという。

(画像は<a href="https://www.youtube.com/watch?v=y2bWTvqfMro" target="_blank" rel="noopener">YouTube「マイクラ建築の権利関係について、弁護士に聞いてみた」</a>より)

本シリーズにおける次回のタイトルは『任天堂の「配信ガイドライン」とCyberpunk 2077の「エンドユーザーライセンス同意書」』となる模様だ。気になる方は各サイトでチャンネル登録をして、続報を待とう。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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