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『バルダーズ・ゲート3』、世界最大級のゲームアワードで最高賞(GOTY)をふくむ計7部門受賞の快挙を達成。メタスコア96点、Steamでは最大同接87万人に達した高評価RPG【Golden Joystick Awards 2023】

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日本時間の11月11日(土)、「Golden Joystick Awards 2023」の受賞作品が発表された。最高賞にあたるアルティメット・ゲーム・オブ・ザ・イヤーにはLarian Studiosの『バルダーズ・ゲート3』が選ばれており、同作はベスト・ストーリーテリング賞、ベスト・ビジュアルデザイン賞など5部門での受賞を成し遂げる快挙を達成している。

「Golden Joystick Awards 2023」は、1983年から続いている歴史と権威あるイギリスのゲームアワードだ。昨年には『エルデンリング』がアルティメット・ゲーム・オブ・ザ・イヤーをはじめとする複数の部門で受賞したほか、「もっとも期待されるゲーム(Most Wanted Game)」には『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が選ばれていた。

2023年度にアルティメット・ゲーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれた『バルダーズ・ゲート3』は『ディヴィニティ:オリジナル・シン』シリーズなどで知られるLarian StudiosのRPG。2023年8月に正式リリースを迎え、記事執筆時点でメディアによるレビューを集計して平均化したメタスコアは「96/100」と、非常に高い評価を獲得してきた。

今回のアワードでは『バルダーズ・ゲート3』本編が5部門を受賞するとともに、開発元のLarian Studiosがスタジオ・オブ・ザ・イヤー、作中で「Astration」役を演じたNeil Newborn氏がベスト・サポーティング・パフォーマー賞を受賞と計7部門に名を連ねた。なお、本作は12月21日(木)に日本国内向けPS5版の発売も予定されている。

他のタイトルの活躍では『サイバーパンク2077:仮初めの自由』がベスト・ゲーム・エキスパンション(拡張)と、ベスト・ゲーム・トレーラー賞を受賞。『ファイナルファンタジーXVI』はベスト・オーディオ賞を受賞するとともに、Ben Starr氏がベスト・リード・パフォーマー賞に輝いた。

またニンテンドー・ゲーム・オブ・ザ・イヤーには『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』、プレイステーション・ゲーム・オブ・ザ・イヤーに『バイオハザード RE:4』、Xbox・ゲーム・オブ・ザ・イヤーに『Starfield』がそれぞれ選ばれている。

そして次なる「もっとも期待されるゲーム」には、2024年2月29日(木)発売の『ファイナルファンタジーVII リバース』が選出された。

受賞作品の一覧は以下の通り。詳細については海外メディア「GamesRadar+」の該当ページも参照されたい。

アルティメット・ゲーム・オブ・ザ・イヤー(UGOTY)
– バルダーズ・ゲート3

ベスト・ストーリーテリング(Best Storytelling)
– バルダーズ・ゲート3

依然として遊べるゲーム賞(Still Playing Award)
– No Man’s Sky

ベスト・ビジュアルデザイン(Best Visual Design)
– バルダーズ・ゲート3

スタジオ・オブ・ザ・イヤー(Studio of the Year)
– Larian Studios

ベスト・ゲーム・エキスパンション(Best Game Expansion)
– サイバーパンク2077:仮初めの自由

ベスト・インディーゲーム(Best Indie Game)
– Sea of Stars

ベスト・VRゲーム(Best VR Game)
– Horizon Call of the Mountain

ベスト・マルチプレイヤーゲーム(Best Multiplayer Game)
– Mortal Kombat 1

ベスト・オーディオ(Best Audio)
– ファイナルファンタジーXVI

ベスト・ゲームトレーラー(Best Game Trailer)
– サイバーパンク2077:仮初めの自由

ベスト・ストリーミングゲーム(Best Streaming Game)
– Valorant

ベスト・ゲーム・コミュニティ(Best Game Community)
– バルダーズ・ゲート3

ベスト・ゲーミングハードウェア(Best Gaming Hardware)
– PSVR 2

ブレイクスルー・アワード(Breakthrough Award)
– Coccoon / Geometric Interactive

批評家賞(Critics’ Choice Award)
– Alan Wake II

ベスト・リード・パフォーマー(Best Lead Performer)
– Ben Starr, ファイナルファンタジーXVI

ベスト・サポーティング・パフォーマー(Best Supporting Performer)
– Neil Newborn, Astarion, バルダーズ・ゲート3

ニンテンドー・ゲーム・オブ・ザ・イヤー(Nintendo Game of the Year)
– ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム

PC・ゲーム・オブ・ザ・イヤー(PC Game of the Year)
– バルダーズ・ゲート3

Xbox・ゲーム・オブ・ザ・イヤー(Xbox Game of the Year)
– Starfield

プレイステーション・ゲーム・オブ・ザ・イヤー(PlayStation Game of the Year)
– バイオハザード RE:4

もっとも期待されるゲーム(Most Wanted Game)
– ファイナルファンタジーVII リバース

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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