開発元の11 bit studiosは12月1日(金)、『フロストパンク2』の予告映像を公開した。本作は2024年にPC(Steam、Epic Games Store、GOG.com)向けの発売を予定している。
前作にあたる『フロストパンク』はもともと2018年にPC向けに発売された作品で、寒冷化によって極限状態に陥った世界で人類最後の街を運営するシミュレーションゲームだ。時にはマイナス100度にまで達する極限状態の中、プレイヤーは街のリーダーとして設備を整え、法律を定め、必要であれば犠牲を伴う決断も下さなくてはならない。
『フロストパンク2』の舞台は前作で発生した大雪嵐から30年後の未来、いまだ雪と氷に覆われた厳しい世界だ。プレイヤーは資源に乏しい大都市のリーダーとして、さまざまな問題に向き合いながら過酷な環境下で人々を生き永らえさせていく。
本作の特徴のひとつは「工業」や「科学」など、それぞれ異なる目的を持つ“地区”が建設可能になっていること。各地区が連携して効率的に機能するよう整える、前作以上にスケールアップした都市開発が楽しめるようになっているようだ。
その一方、共同ディレクターのヤクブ・ストカルスキ氏が「最終的に私たちの身を滅ぼすのは自然ではなく、人間の本性なのです」と語っていることから、本作では街の住民たちの対立も前作以上に大きな課題となることが予想される。
例えば都市が成長して「評議会」が生まれれば法律を制定できるそうだが、人々は街の未来について異なるビジョンを思い描くようになり、時には考え方の違いから激しい対立も発生してしまう。こうした対立によって都市が滅びてしまわないよう、プレイヤーはさまざまな危機に対処し、人類を導いていかなくてはいけないという。
このたび公開された映像では成長したゲーム内の都市の姿が映し出され、より規模の大きくなったゲームプレイの内容が想起されるものとなった。また近日中に本格的なゲームプレイ映像が公開される予定とのことなので楽しみに待ちたい。
『フロストパンク2』は2024年にPC(Steam、Epic Games Store、GOG.com)向けの発売を予定している。すでにSteamやEpic Games Storeのストアページは公開されているので、気になる方はウィッシュリストに登録しておこう。