12月1日、エリアプロモーションジャパンより、リモート参加にも対応したシンポジウムが開催されることが発表された。シンポジウムは、2024年12月4日の13時から開催される。なお、参加費は無料となっている。
12月4日13時から、Zoomにて無料でオンライン参加が可能。バーチャルと神社の関わり方について、宮司とメタバースの専門家やブランディングのプロがガチ議論を繰り広げる
シンポジウムのテーマは『メタバースが生み出す神社・寺院の新たなる可能性~日本の文化首都・京都からの胎動~』となっている。
シンポジウムは京都学・歴彩館にて開催され、熊野若王子神社(くまの にゃくおうじ じんじゃ)が主催となる。この神社は、京都の中でも有名な「京都三熊野」の一角を担っている。樹齢400年と京都でもトップクラスの梛(ナギ)の大木がはえていることで知られており、全ての苦難を「ナギ倒す」ことにちなんで、梛の葉で作られた御守りが人気となっている。
シンポジウムに参加するメンバーは、ゲーム事業にも携わったことがありながら熊野若王子神社の宮司である伊藤 公一氏をはじめ、数多くのメタバース観光事業をディレクションした三田明範氏、2025年日本国際博覧会協会の地域連携局長を務める堺井啓公氏、桃山学院大学 経営学部 教授でありながら会社を設立し、「ブランド」や「エンタテインメント」に関する著書を数多く世に送りだしている岸本喜樹郎氏など、そうそうたるメンバーが参加し、ガチで議論する。
シンポジウムの議題は、以下のとおり。
「メタバース神社・寺院の取り組み技術の現状」
「メタバース神社の取り組みの紹介」
「大阪・関西万博2025からメタバース神社・寺院で世界に広がる日本精神文化の浸透」
なお、シンポジウムにはZoomにてオンライン参加が可能となっている。
https://us06web.zoom.us/j/78857395528?pwd=UywmjtEh6VJdtLaKAz80CPB6SfCln7.1
ウェビナーパスコード:018650
余談だが、バーチャルで初詣ができる試みは日本各地で行われており、新潟県弥彦村にある「越後一宮 彌彦神社」は360度見渡せて初詣気分を味わえる映像を公開した。京都府京都市の智積院では、四季折々の境内を閲覧できるコンテンツを楽しめる。
今回のシンポジウムで、バーチャル世界での神社とのかかわり方について、新たな可能性が見いだされることを期待したい。
リモート参加に対応したシンポジウムは2024年12月4日の13時から京都学・歴彩館大ホールにて開催される。なお、参加費は無料となっている。
以下、プレスリリース全文。
メタバース神社は世界に浸透する!!マンハッタンやパリから京都の神社に初詣!?リモート参加対応型シンポジウムを京都で【令和5年12月4日(月)開催】
日本の文化・芸術・技術・精神のありようをけん引してきた京都の地で、昨今大きな盛り上がりを見せている「メタバース」について考えるシンポジウムです。
〜Metaverse Shrines will penetrate into the world‼️ Even from Manhattan, NY or Paris⁉️ This Symposium finds how to do approaching everywhere via remote access〜
京都学・歴彩館にて、熊野若王子神社主催、株式会社NTTスマートコネクト協賛(事務局:Kyoto Metaversity of Art & Technology™京都芸術工科超学®開設準備室 株式会社エリアプロモーションジャパン内)のシンポジウムを開催します。
■シンポジウム概要
令和の時代になり、さらには、コロナ危機の長期化するうちに、在宅勤務、リモート会議、オンライン飲み会などなど、急速なライフスタイルが著しく変貌してきています。そのような状況とともに生起しているのは、メタバース・ブームと言ってもいい波動が感じられます。一方で、日本の文化首都・京都は、日本の文化・芸術・技術・精神のありようをけん引してきました。
今回、『メタバースが生み出す神社・寺院の新たなる可能性~日本の文化首都・京都からの胎動~』と題して、メタバース・テクノロジーの波及により、京都から世界への精神文化のペネトレーションとメタファーの可能性と方向性を探るシンポジウムを開催します。
・メタバース神社 イメージ
・熊野若王子神社
■開催日時・時間
日程:令和5年12月4日(月)
時間:13時〜15時(受付開始:12時30分より)
参加費:無料
■場所
京都学・歴彩館大ホール
〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町1−29
アクセス:京都市営地下鉄【烏丸線】北山駅 [K03](1番、3番出口)南へ徒歩約4分
https://rekisaikan.jp/#access
■ウェビナーURL
Zoomにてご参加いただけるようになりました。https://us06web.zoom.us/j/78857395528?pwd=UywmjtEh6VJdtLaKAz80CPB6SfCln7.1
ウェビナーパスコード:018650
■登壇者およびテーマ
・テーマ1:メタバース神社・寺院の取り組み技術の現状
株式会社NTTスマートコネクト マネジャー
三田明範(サンダ アキノリ)氏
〇プロフィール
大阪府出身。2020年よりNTT西日本入社にてIoTなど最新技術を活用した新規ビジネス開発に従事。2022年よりNTTスマートコネクト株式会社に出向。メタバース・XRのプロジェクトに携わり、観光、エンタメ、教育など広い分野でコンテンツ制作のプロデュース、ディレクションを行う。京都の五花街の一つ宮川町の旧歌舞練場のメタバース空間によるデジタルアーカイブ化など観光系メタバースも手掛ける。
・テーマ2:メタバース神社の取り組みの紹介
熊野若王子神社 宮司(代表役員)
伊藤 公一 (イトウ コウイチ)氏
〇プロフィール
1971年 京都生まれ。
1999年 パソコンや携帯電話・メディア全般の必要性を感じ、某商社メディア部所長としてテレビラジオショッピング・コンビニ事業・仮想空間ゲーム・コンビニDVD販売などのライツ事業に着手。2015年より現職。2016~2019年 児童障害者施設の施設長を兼務。
・テーマ3:大阪・関西万博2025からメタバース神社・寺院で世界に広がる日本精神文化の浸透
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会地域連携局長
堺井啓公(サカイ ヨシマサ)氏
〇プロフィール
1966年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業後、1990年4月に通商産業省(現経済産業省)入省。2013年7月に経済産業省商務流通保安グループ博覧会推進室長兼博覧会国際事務局日本政府代表兼ミラノ博日本政府副代表として、食文化をはじめとした日本のすばらしさをPRすべく、事前の企画立案から本番までの諸調整などをリードした。その後内閣府地方創生推進事務局総括参事官、(独)中小企業基盤整備機構理事などを経て、2020年7月に公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に出向。広報戦略局長、企画局長、機運醸成局長を歴任し、2023年4月より現職。
■解題&コーディネーター
Kyoto Metaversity of Art & Technology™京都芸術工科超学®開設準備室岸本喜樹朗(キシモト キジュウロウ)氏
〇プロフィール
1953年京都市の御土居内のエリアで生れる。
1981年京都大学大学院で博士号授与されて後、40年以上大学でマーケティングとエンタテインメントの教育研究に従事。2010年(株)エリアプロモーションジャパン設立。2022年標記機関を商標登録して開設準備室を社内に設置。今回のメタバースシンポジウムを踏まえ、12月6日〜8日東京ビッグサイトに出展。さらに、大阪・関西万博2025にも出展予定。
■総括コメンテーター
京都市立芸術大学美術学部教授 藤本英子氏
Kyoto Metaversity of Art & Technology™(京都芸術工科超学®開設準備室)について(株)エリアプロモーションジャパン本社所在地の京都大山崎に、京都府が開設したArt and Technology Village Kyotoの趣旨(※1)を踏まえて、メタバース(Metaverse)の世界において、ArtとTechnologyのメタファーを指向する場として、総合プロデューサー岸本喜樹朗氏が設置した機関である。多様な文化背景を持ちながら革新を繰り返す「京都(Kyoto)」というコンセプトと、「Metaversity(※2)」という岸本氏の新たなコンセプトを組み合わせて名付けられた。
(※1)【科学技術だけではなく、京都府の文化・芸術の力を生かし、アートとテクノロジーを融合させ、「人間の感性や感動」に基づき、人間味あふれる産業を創造し、起業を促すことを目的とする】
アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都について
https://www.pref.kyoto.jp/kikakuriji/arttechnology.html
(※2)岸本氏は、MetaverseとUniversityとを融合させた形での新しい教育研究機関の名称としてMetaversityというコンセプトを提示している(「Metaversity」の訳語として、大学を超える存在としての「超学®︎」を商標登録済)。
■熊野若王子神社について
1160年(永暦1)後白河上皇が紀州熊野権現を勧請して創祀した永観堂の守護神としての神社です。京都三熊野のひとつ。明治期4社殿を修築したが、1978年(昭和53)に一社相殿に改築されました。付近の山には奇岩老木、滝などあり納涼、紅葉の名所。
■公益社団法人2025年日本国際博覧会協会について
2025年日本国際博覧会協会は、2019年1月、国・地方自治体・経済界の協力のもと設立されました。2018年11月に博覧会国際事務局総会(BIE)にて開催が決定した2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」。本博覧会を成功に導くためには、世界から英知を結集するとともに、国民を挙げて開催準備にあたる必要があります。当協会は本博覧会の準備及び開催運営を行い、博覧会を成功させることをもって国際連合の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するとともに、我が国の産業及び文化の発展をめざします。
■株式会社NTTスマートコネクトについて
NTTスマートコネクトは、堅牢なファシリティと高速接続環境の自社データセンターを基盤に、お客さまのサーバーをお預かりする「ハウジング」、基盤サービスからSaaS型サービスまで幅広く提供する「クラウド」、信頼性の高いコンテンツ配信 を実現する「ストリーミング」、AIログ分析を活用した「データ分析・活用」の4事業を展開して、お客さまのビジネスを幅広くサポートしています。
■株式会社エリアプロモーションジャパンについて
エリアプロモーションジャパンは、日本文化の原点である京都、さらには日本の魅力を世界の皆さんと共有するプログラムを提示する会社です。また、地域の魅力づくりや、地域の魅力を活かした取り組みのプロデュース・コンサルティングを主なサービスとしています。