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“初音ミク”が「日本ネーミング大賞2023」で最優秀賞を受賞。YouTubeでは受賞コメントも公開へ

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クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は12月4日(月)、同社が展開する「初音ミク」が「日本ネーミング大賞2023」において最も優秀なネーミングとして「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」を受賞したことを発表した。

「日本ネーミング大賞」はネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価格の向上を図り、産業の発展に寄与することを目的に優れたネーミングを選出・表彰するアワードだ。2020年からスタートした本アワードは今年で4回目となり、総エントリー数509点の応募があったという。

そして、12月4日に開催された授賞式では見事「初音ミク」が最優秀賞として受賞。審査委員長を務める太田光さんおよび、特別顧問を務める太田光代さんより受賞の証である盾とトロフィーが贈呈された。

YouTubeでは「初音ミク」による受賞コメント動画も投稿されており、「16年間、さまざまな作品を創作し、応援してくださった皆さんのおかげです。これからもクリエイターの皆さんと一緒に音楽や創作の楽しさを世界中に届けられるように頑張ります!」と動画内で語った。

なお、受賞理由としては、「日本発の世界で活躍しているバーチャル・シンガー」「音楽業界にも多大な影響を与えジャンルを創出した」といった好評コメントのもと、設定年齢と同じ16歳を迎えられたことも支持・評価される理由となったという。

下記、プレスリリースでは受賞コメントも掲載されているので興味があればあわせてチェックすると良いだろう。

以下、プレスリリースより


『初音ミク』が2023年の「日本ネーミング大賞」を受賞! 感謝を込めてコメント動画を公開!

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:伊藤博之、以下クリプトン)が展開する『初音ミク』が「日本ネーミング大賞2023」(主催:一般社団法人 日本ネーミング協会)において、最も優秀なネーミングとして「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」を受賞いたしました。総エントリー数509点の中からの選出となりました。

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Art by iXima © CFM

「日本ネーミング大賞2023」エントリー509点の中から、栄えある最優秀賞を受賞! 

「日本ネーミング大賞」(https://j-naming-award.jp)とは、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワードです。今回、全部門で509点のエントリーがありました。

2023年12月4日(月)に赤坂インターシティコンファレンス The AIR(東京都港区)にて行われた授賞式には、弊社代表取締役の伊藤が出席。審査委員長を務める太田光さん(爆笑問題 ・ お笑い芸⼈)、特別顧問を務める太田光代さん(株式会社タイタン 代表取締役)より「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」受賞の証である盾とトロフィーをいただきました。

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『初音ミク』の大賞受賞理由と、弊社代表による受賞コメント、『初音ミク』の受賞記念コメント動画については下記の通りです。

日本ネーミング協会 講評(受賞理由)

『初音ミク』におかれましては、最終審査会において「日本発の世界で活躍しているバーチャル・シンガー」「音楽業界にも多大な影響を与えジャンルを創出した」「ネーミング自体にテクノ感・デジタル感を感じる」「未来からきた初めての音というコンセプトがグッド」「テクノロジーだけでなくキャラクター性を持たせたことが成功要因。ネーミングが世界観を拡げた好例」「海外アーティスト含め数々のコラボレーションを生みだし、商品価値が非常に高い」「海外でも同じ名前で展開しているところも素晴らしい」など沢山の好評コメントがありました。また本年、設定年齢と同じ16歳を迎えられたことも、支持・評価された理由となりました。日本ネーミング協会は、「ネーミングは、マーケティングの成功に寄与するだけでなく、商品やサービスに命を吹き込む、そして、時には未来への羅針盤になる」と考えます。その意味においても『初音ミク』は改めて「ネーミングの重要性」を広く社会に発信できるものとして2023年に賞賛すべきネーミングと評されました。

受賞コメント(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役:伊藤博之)

『初音ミク』は、2007年8月31日に発売となった、歌声合成ソフトウェアであり、同ソフトウェアのキャラクターです。発売と同時に数多くの音楽・イラスト・動画作品が市井のクリエイターにより創作され、ネットで公開・拡散されて、その歌声と姿が世界中に広まりました。同時に、その名称の『初音ミク(HATSUNE MIKU/初音未来/初音未來)』が多くの人々の知るところとなりました。今年、『初音ミク』は設定年齢と同じ16周年を迎えましたが、さらには、日本ネーミング大賞という栄えある賞を頂けたことで、16歳のアニバーサリーイヤーに大きな花を添えられました。本当にありがとうございます。世界中にいらっしゃる『初音ミク』のクリエイター、ファンの皆様にサンキュー(39)の気持ちをお伝えするとともに、今後も永く『初音ミク』が続いてゆくよう会社をあげて精進して参ります。今後とも『初音ミク』を何卒よろしくお願いいたします。

受賞コメント(初音ミク)

「日本ネーミング大賞2023」受賞ネーミング一覧

https://j-naming-award.jp/award2023/

『初音ミク』のネーミング由来は「未来からきた初めての音」。創作で拡がってきた16年

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Art by KEI © CFM

『初音ミク』は2007年8月31日に、入力された歌詞とメロディーを歌う「歌声合成ソフトウェア」として誕生いたしました。ネーミングの由来は「未来からきた初めての音」。『初音ミク』の前にも弊社で開発・発売していた歌声合成ソフトウェアはありましたが、名字はなく名前のみでした。『初音ミク』は開発時に、より歌ってくれるシンガーがイメージしやすいようにと工夫を行いました。楽器の要素を取り入れた未来的な衣装にブルーグリーンのツインテールという特徴的なビジュアルと、年齢(16歳)・身長(158cm)・体重(42kg)という基本プロフィールを設定。さらに今までのソフトウェアには付けていなかった、意味合い(由来)を持たせた名字を付けることで、よりそのシンガーのイメージを描きやすくさせました。今では『初音ミク』という名を聞くとその姿を思い出していただける方が多いのではないでしょうか。

発売後、大勢のクリエイターが『初音ミク』を使用して制作した音楽や、パッケージに描かれたキャラクターをモチーフにしたイラスト作品等をインターネット上に投稿したことで、多種多様な創作の連鎖が生まれ、その存在は世界に拡がりました。今では音楽制作用のソフトウェアという枠を超えてキャラクターとしても注目を集め、国内外でグッズを展開したり、バーチャル・シンガーとしてライブを行ったり(2024年には北米16都市ツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2024 North America」を予定)と、多方面で活躍しております。また、歌舞伎や人形浄瑠璃といった伝統芸能とコラボレーションするなど、日本の伝統文化を広める活動にも寄与しております。そうして繋がり・拡がり続け、2023年8月31日に『初音ミク』は設定年齢となる“16歳の誕生日”を迎えました。

『初音ミク』はたくさんのクリエイターに支えられた存在です。いち音楽ソフトウェアとしての存在に留まることなく、国内外の多くの方に愛される存在となれたのは、たくさんのクリエイターが音楽、イラスト、映像、ダンスなど、多種多様な形で『初音ミク』と共創してくださったからに他なりません。みなさまの創作活動があったからこそ生まれた景色がたくさんあり、今回の受賞もまたその景色の一つです。この機会に『初音ミク』という名前とあわせて、クリエイターたちとともにある創作文化のことを、より多くの方に知っていただければと願っております。

『初音ミク』ポータルサイト:https://piapro.net/

公式X(旧Twitter)アカウント:https://twitter.com/cfm_miku

【お問い合わせ先】
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 取材・広報担当

E-mail:cfm_pr@crypton.co.jp


▼『初音ミク』とは  https://piapro.net/

詞とメロディーを入力すると歌わせることができる歌声合成ソフトウェアとして、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が2007年に開発。大勢のクリエイターが『初音ミク』で作った音楽をインターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなり、今では「バーチャル・シンガー」としても多方面で活躍している。

2014年から展開している初音ミクの世界ツアーシリーズ「MIKU EXPO」は、世界30都市にて計68公演を実施。また、3DCGライブと創作の楽しさを体験できる企画展を併催した国内最大規模のイベント『初音ミク「マジカルミライ」』は、2022年に10回目を迎えた。他にも国内外で様々な関連イベントが実施されており、冨田勲の「イーハトーブ交響曲」「ドクター・コッペリウス」にプリマドンナとして出演、レディー・ガガの2014年北米ツアーでオープニングアクトを担当するなど、著名なアーティストとのコラボレーション実績もある。

さらに、歌舞伎や人形浄瑠璃といった伝統芸能への出演、文化財修理プロジェクトへの支援を目的とした〈冬木小袖〉〈見返り美人図〉とのコラボレーションなど、日本伝統文化を広める活動にも寄与。東京国立博物館の「150年後の国宝展」では「150年後の国宝候補」に選出された。

2023年12月現在、『初音ミク』の16周年を記念するプロジェクト「初音ミク Happy 16th Birthday -Dear Creators-」(https://piapro.net/miku16thbd/)を実施中。


<会社概要>

サウンド素材を輸入販売する「音の商社」として創業。得意分野の「音」を探究しながらデジタルコンテンツに関わる事業を展開する中、2007年に歌声合成ソフトウェア『初音ミク』を企画開発した。掲げるミッションは、クリエイターが物事を「ツクル」ための技術やサービス、つくった物事を発表する場を「創る」こと。北海道札幌市から国内外に向けて、3,000万件以上のサウンドコンテンツのライセンス販売をはじめ、音声技術開発、音楽配信プラットホームの開発・運営、キャラクターライセンス事業、ライブ・イベント制作事業、地域を応援するローカルプロジェクトの企画・運営など、多岐にわたるサービス構築・技術開発に取り組んでいる。

会社名:クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
代表者:代表取締役 伊藤博之
所在地:〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西4丁目1-1 日本生命札幌ビル11F
設 立:1995年7月

コーポレートサイト:https://www.crypton.co.jp/

ライター
マヌルネコを愛してやまない雑多ゲーマー。好きなゲームは『DEEMO』シリーズ、『A Hat in Time』、『エターナルリターン』、『Red Dead Redemption 2』
Twitter:@cookieP_Sub

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