サイケデリックな雰囲気で『ヴァンサバ』と『東方』のゲームシステムを融合させたローグライクアクションゲーム『Picayune Dreams』が12月5日に正式リリースされた。
Steamでは160件のユーザーレビュー中97%が高評価しており、「非常に好評」のステータスを獲得している。
『Picayune Dreams』は、襲ってくる敵を倒してレベルを上げ、アイテムを集めてアップグレードを行い、長時間生き残る『ヴァンパイアサバイバーズ』ライクな要素と、回数制限付きの範囲攻撃やボスが放ってくる弾幕などの『東方』ライクな要素をかけ合わせせたようなゲームシステムとなっている。また、ビジュアル面は『ゆめにっき』、難易度やアイテムは『ディアブロ』をインスパイアしているとのこと。
レベルアップすると獲得できるアイテムの見た目はかなり奇妙で、うねうねした触手付きの目やウニのような何かなど、常人には思いつかない変なものが登場する。獲得したアイテムによって主人公の見た目も変化していき、足に丸ノコが付いたり羽や角などが生えてきたりもする。
ステージを進めていくと『東方』をインスパイアした弾幕を放ってくるボスが登場する。戦闘前には会話シーンがあるなど、開発者はかなりの『東方』好きのようだ。
本作はサイケデリック、ミステリアス、シュールが合わさったようなかなり独特な世界観で、まさにタイトルにもある「Dream」(夢)のようだ。一応、ストーリーも存在するとのことだが、本作を隅々まで楽しみたい人向けのオプションのような存在になっている。
プラットフォームはPC(Steam)で、価格は580円(税込)と、かなりお手頃な価格で販売されている。日本語には非対応だが、アイテムの効果は何度もプレイすると自ずとわかるため、ゲームプレイにはあまり支障はないだろう。デモ版もリリースされているため、そちらを先に遊んでから購入してみてはいかがだろうか。