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人気ホラーゲーム『8番出口』の偽アプリがApp Storeに出現し、開発者が注意喚起。「現在はPC(Steam)でのみプレイ可能です」現実でも異変には立ち入らず、引き返そう

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個人ゲーム開発者のコタケノトケケ氏は12月9日(土)、同氏のX(旧称Twitter)アカウント上で、同氏が開発した新作ゲーム『8番出口』の名を騙るアプリがiOS向けに配信されていることへ言及し、『8番出口』は「現在はPC(Steam)でのみプレイ可能です」と注意を喚起した。

『8番出口』は無限に続く“日本の鉄道の地下通路”から脱出することを目指すホラーゲームである。ゲームにおいてプレイヤーは通路を進み目指すべき出口である8番出口に到達する必要があるが、作中の通路にはときおり「天井の蛍光灯が乱雑に配置される」「あるべき扉がない」などの異変が生じ、異変に気付かないまま先へ進んでしまうと進捗状況がリセットされてしまう。

本作は「通路に異変がない場合は先へ進む」「通路に異変があるときは引き返す」という一風変わった“間違い探し”の要素を含んでおり、無限に続く画一的な通路へ目を凝らし、異変がないかを探すキャッチーなゲーム性で大きな話題を呼んだ。

今回の注意喚起にある、“『8番出口』を名乗るiOS向けアプリ”は確かに『8番出口』のスクリーンショットと思しき画像をゲームの説明欄に掲載しているが、併記されたゲームの説明文を読むと「幽霊の出る学校から脱出する必要があります」や「古い本の図書館」、「ホラーパズルを解いて逃げる方法を見つける」など、本来の『8番出口』のゲームプレイには登場しない要素が含まれている。

App Storeに寄せられたユーザーのレビューを見ても、「全然ちがうゲーム」をやらされたという声が複数確認できた。異なるタイトルの名前を用いたこのアプリが単に元作品の知名度を利用しようとしたものなのか、それとも他の目的があるのかは不明だが、『8番出口』の内容よろしく、異変を見つけた際には踵を返して引き返すことも重要だろう。

異変を察知し、無限に続く地下通路からの脱出を試みるゲーム『8番出口』はPC(Steam)へ向けて配信中だ。税込価格は470円となっている。

ライター
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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