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ビジュアル尖りすぎのシューティングゲーム『夕暮れの楽園と赤く染まる天使たち』がSteamで「非常に好評」スタート。高難度かと思いきやレビューでは「見た目はグロいが内容親切」「このジャンルやらないけど面白い」と好意的な意見多数

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1月12日にSteamにて発売されたシューティングゲーム『夕暮れの楽園と赤く染まる天使たち』が、記事執筆時点で144人の内99%から高評価を受け、「非常に好評」ステータスを獲得するという好調なスタートを見せた。

本作は同人ゲームクリエイターのために設立されたデベロッパー「Henteko Doujin」よりリリースされた硬派なシューティングゲームだ。インディーゲームの個人開発を行っている坂葉氏が制作を担当した。

本作のキャッチコピーは、「お前の骨を、見せてみろ」とかなり直球で、登場する敵キャラクターは自機も含めて全て“骨”をモチーフに描かれており、独特な世界観が演出されている。

Steamストアページによると、本作は「撃つ、避ける、破壊する」といったシューティングゲームの原点に立ち返ったコンセプトで制作されたゲームだ。ゲームのぜい肉を極限まで取り除き、最後に残された真髄こそが「骨硬派」というジャンルであると作者は力説する。

西暦23億年の地球という、途方もない時代の世界が本作の舞台である。人類は犯罪と苦痛と欲望を世界から消し去り、罪の源である“知性”を消滅させ、天使となってしまった。永い時を経て、太陽は寿命を終える時の特徴と言われている膨張をはじめている状態で、かなり終焉が近い世界観となっている。

ゲームシステムは非常にシンプルで、自機は被弾せずに回避し、回復アイテムや敵を一網打尽にできるボムなどの獲得を狙い、より多くの敵機を撃破するといったもの。必殺技“チャージショット”では画面を埋め尽くすほどの砲撃が可能だ。

また、本作は硬派なゲームコンセプトと、グロテスクかつハードな世界観で「かなりの高難度なのではないか」と筆者は邪推してしまったが、Steamレビューでは「親切と硬派は共存できる」、「見た目はグロいが内容はフレンドリー」、「シューティングゲームはあんまりやらないけど面白い」といった、ゲーム全体の作りがシューティングゲーム初心者向けに親切に作られていることが高く評価されている。

作者の坂葉氏も「シューティングゲーム未経験でも楽しめるものを目指しました!」とSNS上に投稿しているので、設計どおりに評価されているのだと推測される。見た目ではわからないものだ。

『夕暮れの楽園と赤く染まる天使たち』はPC(Steam)に向けて発売中。リリース記念セールとして、1月20日まで15%オフの1258円で購入できる。骨の髄までシューティングゲームにどっぷり浸かれる本作が気になった方は、ぜひストアページをチェックしてみてほしい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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