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『ファイナルファンタジーXIV』実写ドラマ版の製作が中止となっていたことが明らかに。エオルゼアを舞台に実写版シドが出る予定だった

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スクウェア・エニックスのオンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』の実写ドラマ版の製作が中止となっていたことが明らかになった。

ドラマ制作会社のHivemindの共同設立者ディネシュ・シャムダサーニ氏がユーザーの質問に答える形で、Xのポストにて判明した。

『ファイナルファンタジーXIV』の実写ドラマ版は、2019年にそのプロジェクトが明かされ、スクウェア・エニックスに加えて、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン、Netflix向けの『The Witcher』ドラマで知られるスタジオHivemindが提携して作品を制作すると発表されていた。

ストーリーはドラマのために新規に書き下ろされ、エオルゼアを舞台にした本格的なファンタジードラマが展開され、魔法や飛空艇、獣人、チョコボ、シドが登場する予定だった。

『ファイナルファンタジーXIV』実写ドラマ版の製作が中止となっていたことが明らかに。エオルゼアを舞台に実写版シドが出る予定だった_001
(画像はIconic Video Game FINAL FANTASY XIV Being Developed For Live-Action Series With Hivemind And Sony Pictures Televisionより)

今回は、Hivemindの共同設立者ディネシュ・シャムダサーニ氏によって「制作中止」が明らかにされた形。

ジェイク・ソーントン氏とベン・ラスティグ氏が書いたパイロット版の脚本と複数シーズンの計画を持ち込んだが、スケールの大きさなどを理由にリスクが大きいと判断されたため却下されたという。なおAmazonのスタジオが実現の可能性としては一番あったようだ。

パイロット版の脚本を書いたベン・ラスティグ氏もこのポストに反応し、その時期は新型コロナウイルスが流行しており、スタジオの財布の紐が堅い時期だったとしている。

なお他のユーザーからは、ディネシュ・シャムダサーニ氏にもっと小さいプロジェクトして「アニメ化」を提案されたが、「権利は日本に戻った」と返答している。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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