『Life is Strange』を手掛けたデベロッパーのDON’T NODは1月26日、クライミングを主軸としたアクションパズルゲーム『Jusant』の日本を含むアジア地域でPS5版を発売開始した。
価格は3080円。本作はすでに海外向けPS5版やXbox Series X|S版、PC版(Steam、 Microsoft Store)が発売されており、GamePassにも対応している。
『Jusant』はファンタジー世界でクライミングを行うアクションパズルゲームだ。プレイヤーは“自然を目覚めさせる力”を持つ相棒のバラストと協力し、高くそびえる塔の頂上を目指していくこととなる。山を登っていくなかで「今は無き文明」の秘密が明かさていくそうだ。
ゲームプレイはファンタジー調の世界に反して硬派であり、実際のクライミングのようにルートを自ら考えて壁面を登っていく。この際にスタミナゲージが存在するため、ージと相談しつつルートを決定することも塔を登りきる重要な要素となるだろう。
また、トレーラーではワイヤーアクションをしている場面も確認でき、道具などを使用できるケースもあるようだ。道具に関しては技術を磨くほど選択肢が増えるかたちとなっており、一見シンプルなクライミングを飽きずに遊べるようなギミックも収録されている。
キャラクターデザインなどはデフォルメされている一方、本作はアンリアルエンジン5を使用しており、細やかな光の表現などを駆使した神秘的な景色にも要注目だ。宙に浮くクラゲや巨大植物など不思議な生物が多数登場するため、登るたびに変化していく非現実的な生態系の表現を楽しめそうだ。
なお、本作のSteamストアページには執筆時点で1459件のレビューが投稿され、うち95%が好評とする「圧倒的に好評」の評価を獲得する作品となっている。群像劇とタイムトラベルを主軸とする『Life is Strange』とは異なる趣向の作品であるものの、レビュ―欄では同作のファンからの好意的なコメントも散見される。
幻想的な世界で山登りに挑みたい方は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがだろうか。