ヤンマーホールディングス株式会社は1月30日、9代目となるマスコットキャラクター「ヤン坊マー坊」の新デザインを発表した。
このたび発表されたデザインは2023年の1月16日から12月7日にかけて実施された一般投票に基づいており、3つの案から晴れてB案が新デザインとして決定した。
ヤンマーは1912年に大阪で創業した産業機械メーカーだ。1933年には世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功し、農業・建設・海洋など多彩なジャンルで事業を展開している。
このたび新デザインが発表された「ヤン坊マー坊」は“農家や漁師の方に役立つ情報を届けたい”という思いにより1959年から2014年にかけて放送されていた気象番組「ヤン坊マー坊天気予報」に登場するキャラクターだ。新規のデザインは9代目の「ヤン坊マー坊」となる。
投票の時点ではA、B、Cの3案が用意されており、前述のとおりB案が9代目の新デザインに決定した。
アンケートの総得票数は7万6568票で、1位のB案は4万9628票、第2位のA案は2万931票、第3位のC案は6009票を獲得。B案は第2位にダブルスコアで圧勝するかたちで投票が決している。
なお、赤色の少年がヤン坊で、青い少年がマー坊。マー坊の趣味は「機械を動かすこと、ゲーム、今はeスポーツに夢中。」とされており、現代の文化を見据えた設定が施されている。
ヤンマーはアニメプロジェクト「未ル」などの展開を予定しており、同作品にも「ヤン坊マー坊」が登場するという。