劉慈欣(リウ・ツーシン)の小説『三体』を原作としたドラマ『三体』が、U-NEXTで配信が開始されている。
中国版 #ドラマ三体 全30話、U-NEXTに来てた。長いけど、原作にめっちゃ忠実で、警察ドラマ部分を膨らませつつたいへん丁寧につくられているので、原作ファンにも、原作を読んでない人にもおすすめ。
— 大森望 (@nzm) February 4, 2024
(3月に配信される Netflix版とは別物です)https://t.co/xAUWr6x88A
※原作小説の翻訳者である大森望氏のポスト。
『三体』は、中国の劉慈欣(リウ・ツーシン)氏のSF小説を原作にしたドラマ。全30話。原作小説はNetflixによるドラマが3月21日に配信が予定されているが、本ドラマはいわゆる「中国版」となり、霊河影視制作(上海)有限公司が制作している。原作から一部変わっているものの忠実なドラマ版となっている。
舞台は2007年、北京オリンピック開催間近の中国。ナノ素材(マテリアル)の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は突然訪ねてきた警官・史強(シー・チアン)によって、謎の正体会議への参加を要請される。そこでは世界各地で相次ぐ科学者の自殺を問題視していた。汪淼はさらに、一連の自殺の陰に潜む学術組織「科学境界(フロンティア)」への潜入を依頼されるのだった。
原作はアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門を授賞するなど高く評価された作品。本ドラマは、WOWOW、WOWOWオンデマンドにて配信されていたが、今回はU-NEXTにも配信が開始された形だ。
今回を機会にドラマ版『三体』を視聴してみてはいかがだろうか。