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ドラマ『三体』が「U-NEXT」にて配信開始。アジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門を授賞するなど高く評価された作品の中国ドラマ版。謎の科学者の不審死をきっかけに壮大な物語が描かれる

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劉慈欣(リウ・ツーシン)の小説『三体』を原作としたドラマ『三体』が、U-NEXTで配信が開始されている。

※原作小説の翻訳者である大森望氏のポスト。

『三体』は、中国の劉慈欣(リウ・ツーシン)氏のSF小説を原作にしたドラマ。全30話。原作小説はNetflixによるドラマが3月21日に配信が予定されているが、本ドラマはいわゆる「中国版」となり、霊河影視制作(上海)有限公司が制作している。原作から一部変わっているものの忠実なドラマ版となっている。

舞台は2007年、北京オリンピック開催間近の中国。ナノ素材(マテリアル)の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は突然訪ねてきた警官・史強(シー・チアン)によって、謎の正体会議への参加を要請される。そこでは世界各地で相次ぐ科学者の自殺を問題視していた。汪淼はさらに、一連の自殺の陰に潜む学術組織「科学境界(フロンティア)」への潜入を依頼されるのだった。

原作はアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門を授賞するなど高く評価された作品。本ドラマは、WOWOW、WOWOWオンデマンドにて配信されていたが、今回はU-NEXTにも配信が開始された形だ。

今回を機会にドラマ版『三体』を視聴してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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