3月22日に発売されたカプコンの新作アクションRPG『ドラゴンズドグマ2』が。発売からわずか1日でPC(Steam)版の同時接続者数が、22万人を突破した。データ集積サイトSteamDBによると、初日で18万人、翌日23日の15時頃には22万人という数字が記録されている。
数字を見てのとおり本作は多くのユーザーにプレイされていることが伺えるが、一方でSteamレビューによると、記事執筆時点で2万8387人から評価が集まり51%から不評を買い「賛否両論」のステータスを獲得している状態だ。
その多くの原因が、本作が最初からゲームを始めることのできない仕様であることと、有料販売アイテムの多さに対する不安、パソコン版での挙動や不具合などが挙げられる。
『ドラゴンズドグマ 2』 Steam版をご購入の皆さまへのお知らせ
— 「ドラゴンズドグマ」公式 (@DD_CAPCOM) March 22, 2024
現在コミュニティ内より多数ご意見を頂いている内容に関して、Steamニュースページにてお知らせを公開いたしました。
詳細は下記よりご覧ください。https://t.co/evKPe55B0S
『ドラゴンズドグマ2』公式Xアカウントは、これらの集まった意見に対して不具合の修正を進めていることを報告し、近日中にパッチを配信することを告知した。また、ゲームのプレイ途中からでも最初から始められる機能の追加を検討していることも発表した。詳細は、決定次第続報が出される予定だ。
さらに、有償ダウンロードコンテンツとなるキャラクタークリエイト用のチケットや、ワープアイテム、蘇生用のアイテムなどはゲーム内でも入手することが可能であることもあわせて告知されている。以下、ゲーム内で入手可能なアイテムとなる。
■有償DLCについて
有償DLCとして販売している下記のアイテムに関してはゲーム内でも入手することが可能です。
・キャラクリエイトチケット「転身の秘術」
・ポーン性格変化アイテム「リム粉の惑い香」
・ワープ先アイテム「戻りの礎」
・蘇生アイテム「竜の鼓動」
・異界交流ポイント「500リム」/「1500リム」/「2500リム」
・脱獄アイテム「牢獄の簡易鍵」
・ハーピー呼び寄せアイテム「奇鳥寄せの狼煙」
※公式アナウンスより引用
また、フレームレートが低下する現象に対しては、各キャラクターの試行や物理演算への影響を処理する際にCPUのパワーを割いていることが報告された。多くのNPCが登場する場所では、特に負荷が高くなるという。
こちらに関しても、今後の対策として、対応できる方法を検討するようだ。
『ドラゴンズドグマ2』は、2012年に発売されたオープンワールドアクションRPG『ドラゴンズドグマ』シリーズの最新作だ。サイクロプスやグリフォン、そしてドラゴンが登場する硬派なファンタジー世界を舞台に、自身のキャラクターを作成して広大な世界を冒険できる作品となっている。
『ドラゴンズドグマ2』は3月22日より各・プラットフォームにて発売中だ。本作が気になった方は、ぜひ公式Xアカウントや公式サイトをチェックしてみてほしい。