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『ガンダム』モビルスーツの社会実装を目指すプロジェクトが進行中。1m以下の小型試作から開始し、最終的に大型操縦ロボットの平和的な活用へ繋げる

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ガンダムプロジェクトは3月28日、モビルスーツの社会実装に向けた「新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」の紹介映像を公開した。

「モビルスーツの社会実装に向けた新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」は、『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する巨大ロボット「モビルスーツ」の実現と平和的な活躍を目指すプロジェクトだ。

プロジェクトは1m以下の小型試作から開始し、最終的に大型操縦ロボットの実用化へ繋げるかたちで実施される。公式サイトでは「モビルスーツは宇宙世紀の根幹技術」であると紹介されており、同プロジェクトはモビルスーツの社会実装を経て、宇宙世紀を実現することを目指していることが伺える。

プロジェクトの開発チームはBALLとされ、横浜の動く実物大ガンダムの制作メンバーが中心となり、ガンダムのIPと連携して本プロジェクトに挑む。そして、2025年には現実世界において大型汎用操縦機械の通称を 「MS」にすることを目指す。

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(画像は【GOI】公認プロジェクト「モビルスーツの社会実装に向けた新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」紹介映像 – YouTubeより)

なお、「新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」のほかにも、ビームサーベルのようにプラズマを空気中に維持する技術を農業に活用する「ビーム・サーベル~プラズマ農業プロジェクト」や、スペースコロニーなどで発生し得る社会問題を研究する「グリーンコロニー・プロジェクト」、宇宙世紀の実現を主題とする「TEAM SPACE LIFEプロジェクト」などが進行している。

各企画は「宇宙世紀」とその背景にある「社会課題」と「未来技術」この掛け合わせにより未来の夢と希望を現実化するプログラム「ガンダムオープンイノベーション」とされている。

SF作品における創造が現実になることを後押しする企画として、各プロジェクトの展開も気になるところだ。興味がある読者は「ガンダムオープンイノベーション」の公式ウェブサイトや、プロジェクトの紹介映像をチェックしよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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