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「マンガ大賞2024」入賞作『ダイヤモンドの功罪』のKindle単行本が50%のポイント還元付きで販売中。同じく入賞作の『正反対な君と僕』や『環と周』も対象、1冊あたり実質300円台に

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大手通販サイトのAmazonにて、アワードイベント「マンガ大賞2024」の入賞作に選ばれた『ダイヤモンドの功罪』『正反対な君と僕』、および『環と周』のKindle版が50%のポイント還元付きで販売されており、1冊あたり実質300円台の価格で購入可能だ。

ポイント還元の増量は、集英社が4月8日(月)まで開催する「集英社春マン!2024」キャンペーンによるもの。さらに特設ページからエントリーのうえ、対象商品を計10冊購入すると、購入金額の合計から2%のポイント還元を追加で受けられる。

2008年に創設された「マンガ大賞」は、書店員をはじめとした有志の選考員らが「人にぜひ薦めたいと思う」フレッシュな作品を伝える目的で開かれている漫画賞のひとつだ。選考対象となる作品は、いずれも「前年の1月1日から12月31日に出版された単行本のうち、最大巻数が8巻まで」のもので、電子書籍でのみ販売されている作品も含まれる。

2021年の発表では、のちにテレビアニメの放送でも話題となる『葬送のフリーレン』が大賞を受賞したほか、『チ。―地球の運動について―』『【推しの子】』『SPY×FAMILY』をはじめ、漫画好きの間で高く評価されている作品を中立の立場でまんべんなく網羅している点が特徴となっている。

発表された「マンガ大賞2024」の受賞結果を確認すると、今回は泥ノ田犬彦氏による講談社「&Sofa(アンドソファ)」の連載作品『君と宇宙を歩くために』が大賞を受賞。集英社としては、5位に『ダイヤモンドの功罪』、7位に『正反対な君と僕』、8位に『環と周』が入賞する結果となった。

5位に入賞した平井大橋氏の作品『ダイヤモンドの功罪』は、類まれな運動の才に恵まれた故に孤独を背負った少年「綾瀬川次郎」が自分の居場所を見つけるため野球と向き合う姿と、残酷なまでの綾瀬川の才能に翻弄されるチームメイトや周囲の大人たちの葛藤を表裏一体で描いた作品となっている。

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(画像はダイヤモンドの功罪 1/平井 大橋 | 集英社 ― SHUEISHA ―より)

また、7位に入賞した阿賀沢紅茶氏の『正反対な君と僕』は、元気に満ちる一方で周りの目を気にしてしまう女子「鈴木」と、自分の意見をはっきりと言える物静かな男子「谷」におけるキャラクターの対比を主軸に、多彩な感情が忙しく駆け巡る青春の物語を描いている。

本作は別の漫画賞である「次にくるマンガ大賞2022」のWeb漫画部門や「このマンガがすごい!2023」のオトコ編、「全国書店員が選んだおすすめコミック2024」など数々の漫画賞で入賞を果たしている作品だ。

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(画像は正反対な君と僕 1/阿賀沢 紅茶 | 集英社 ― SHUEISHA ―より)

加えて、8位の『環と周』はふたりの主人公「環(たまき)」と「周(あまね)」の“好きのかたち”にまつわるエピソードを、時代設定や関係性、果ては性別まですべて異なる形で描いた意欲作となっている。

作者のよしながふみ氏は、いわゆる“男女逆転”版として描かれた『大奥』や、テレビ東京での実写ドラマ化も好評を博した『きのう何食べた?』の作者としても知られる。

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(画像は環と周/よしなが ふみ | 集英社 ― SHUEISHA ―より)

なお、今回の「マンガ大賞2024」では、ほかにも『新しいきみへ』『恋人以上友人未満』『ここは今から倫理です。』『ハイパーインフレーション』など数多くの作品が一次選考の作品として挙げられている。

集英社が販売するKindle版書籍については4月8日(月)まで50%のポイント還元を受けられるので、興味があればこの機会にまとめ買いを検討しておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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