スペースファンタジーRPG『崩壊:スターレイル』の1周年を記念して4月8日(月)から5月10日(金)の期間、西武鉄道で鉄道計画「なのかの鉄道スペシャル!」が開催される。あわせて、同イベントの初日となる4月8日(水)に西武池袋の池袋駅1番ホームにて、三月なのか名誉車掌就任式が実施された。
「スターレイル周年記念列車」は、4月8日(月)から5月10日(金)までの約1ヵ月間西武池袋線を運行する。車外だけではなく車内にも同タイトルの装飾が施されており、『崩壊:スターレイル』の世界観が味わえる列車となっている。さらに車両外観には、ラッピングに加えて三月なのかを描いたヘッドマークも取り付けられているなど、ファンならぜひとも写真に収めたい仕上がりだ。
「スターレイル周年記念列車」の運行に合わせて、西武鉄道の80駅で三月なのかによるスペシャル駅構内放送も実施。こちらは、朝7時30分から夜19時30分まで、毎時30分に西武鉄道の構内で放送されるとのことなので、西武鉄道を利用する際はぜひあわせてチェックしてほしい。
ということで、本稿では初日の4月8日(月)に行われた「スターレイル周年記念列車 三月なのか名誉車掌就任式」の模様をレポートする。
文・取材/高島おしゃむ
「三月なのか」撮影の写真を散りばめたラッピング列車が走行。写真はそれぞれ『スタレ』キャラがデコレーションを施しており、どの部分も見逃せない
13時を少し過ぎた頃に、三月なのかが名誉車掌を務めることになる「スターレイル周年記念列車」が池袋駅のホームに到着し、就任式が開始。この特別にラッピングされた列車は、ドアなどあらゆるところに『崩壊:スターレイル』のキャラクターたちが描かれており、目を引く仕上がりだ。
今回は『崩壊:スターレイル』の1周年を記念した施策ということで、外装だけではなく車内の内装にも多くのパネルが展示。これらは、三月なのかがこれまで撮ってきた写真であることにくわえて、ゲーム内に登場するキャラクターたちをデコレーションしたものとなっており、ファンは見逃せない。
就任式には名誉車掌を務めることになった三月なのかに加えて、スターレイル星穹列車の車掌であるパムも登場。それに加えて、西武鉄道株式会社 池袋駅管区 管区長の久保田徹氏も参加した。
就任式冒頭、久保田管区長より三月なのかに就任バッジの授与が行われた。こちらの就任バッジは、キャラクターのスタイルに合わせて、青やピンクのリボンが付けられた華やかなものだ。そこにはしっかりと「名誉車掌」の文字も書き込まれていた。
就任バッジの授与が終わったあとで、記念撮影の時間に。公式カメラマンや海外メディアなど、関係者を含む多くの人で賑わっており、和やかな時間が流れていた。
また、今回の就任式は特別列車がホームに入線、就任バッジ、記念撮影、車内を含む撮影、列車の出発を見送るといったシンプルな式次第となっており、コメントなどが発表されるというシーンはなかったのだが、その分三月なのかとパムのファンサービスが炸裂していたことも印象的だ。
さらに列車が出発するまでのわずかな時間を利用して、車内の撮影も行えるようになっていた。なお、西武線アプリをダウンロードすることでどのタイミングで記念列車が走っているのかをチェックできるようになっている。
外装以上に『スタレ』一色な内装も必見。車内広告はもちろん、座席の横や床までビジュアルが施されたお祝い仕様
内装は、外装以上に派手に装飾が施されているといった印象だ。車内広告のスペースはもちろんのことドア付近にもラッピングが施されており、とにかく一面『崩壊:スターレイル』だらけといった感じで、ファンにはたまらない仕様だろう。さらに驚いたのは、床にも同作を思わせる星をモチーフにしたデザインが施されているところであった。
装飾もすべて同じというわけではなく、様々な場面やキャラクターたちの写真がピックアップされている。隅々まで見てまわりたくなる凝った装飾は、この「スターレイル周年記念列車」を楽しむ大きなポイントとなりそうだ。
そしていよいよ「スターレイル周年記念列車」の発車時間。最後は登壇者全員で見送り、無事就任式は終了となった。今回は4月8日(月)から5月10日(金)までの期間、約1ヶ月に渡ってラッピングトレインが走っているので西武鉄道を普段使用する方であれば巡り会える機会も多そうだ。
西武鉄道ユーザー以外の『崩壊:スターレイル』ファンの方もゴールデンウィーク終了までの間、ぜひ時間を見つけて乗車して同作の1周年をお祝いしよう。