いま読まれている記事

ショットガンでロシアンルーレットする話題のゲーム『Buckshot Roulette』ディーラーのぬいぐるみが発売へ。期間限定で受注販売、無骨でダークなキャラクターを可愛く表現

article-thumbnail-240415l

ゲーム開発者であるMike Klubnika氏は4月10日、ショットガン・ロシアンルーレットゲーム『Buckshot Roulette』に登場する「ディーラー」のぬいぐるみを発売するクラウドファンディングキャンペーンをウェブサイト「Makeship」で開催中だ。

価格は29.99ドルとなっており、執筆時点で目標金額の381%を達成。販売期間は執筆時点で残り15日と約7時間であるとストアページに記載されている。販売サイトは日本への発送にも対応している。

『Buckshot Roulette』はショットガンを使用する特殊な「ロシアンルーレット」で戦うシングルプレイ向けの対戦ゲームだ。物語の舞台は廃墟のように無骨なナイトクラブの一室で、プレイヤーはロボットのディーラーと対峙し、闇のゲームにに挑んでいくこととなる。このたび販売されるぬいぐるみは、プレイヤーの対戦相手であるディーラーだ。

ロシアンルーレットは殺傷能力のある「実包」と、トリガーを引いても命に別状はない「空包」が任意の数装填されたショットガンを使用し、自身と敵で交互に引き金を引く形式になっている。

なお、ショットガンは、自分にも相手にも撃つことができる。自分に向けて空包を撃てば相手のターンを1度スキップできるため、装填された「実包」と「空包」の数から各弾丸である確率を導き出していくことが基本的なルールとなる。

『Buckshot Roulette』ディーラーのぬいぐるみが販売へ_001
(画像はBuckshot Rouletteより)

いっぽう、本作はステージごとにライフが用意さており、ライフを回復できる「タバコ」や、今装填されている弾を確認できる「虫メガネ」、弾丸を一発排出できる「ビール」、ダメージを一時的に2倍にする「ノコギリ」、相手のターンを1度スキップできる「手錠」といったアイテムが存在し、これらを基本ルールを踏まえて活用することで勝利する確率を高めたり、半ば強制的に高いダメージを引き出すことが可能となっている。

つまり、従来では運のみで成立するロシアンルーレットを対戦型の作品として成立させるべく、「アイテム」や空砲時のスキップルールなどで戦略的な要素を設けている点が本作の特徴だ。

『Buckshot Roulette』ディーラーのぬいぐるみが販売へ_002
(画像はBuckshot Rouletteより)

なお、4月10日にはアップデートによりコントローラーへの対応やローカライズの改善が実施され、色弱のプレイヤーがゲームを楽しみやすくするグラフィックのオプションも追加された。また、4月12日にはゲーム翻訳者であるnicolith氏により再翻訳が実施されたことが明かされている。

さらに、アップデートの発表に際して、本作はマルチプレイへの対応を目指していることも判明している。

本作は戦略性のみならず、アートワークも大いに魅力的だ。3DCGをピクセルアートや低解像度の画像のように描画する形式を採用しており、ビジュアルにおいても「闇のゲーム」をクールに表現している。

プレイヤーが挑んでいく「ディーラー」は、まさに本作のダークなムードを象徴するキャラクターだ。このたび販売されるぬいぐるみは、そんな「ディーラー」をキュートに表現しており、可愛らしさとい恐ろしさが同居した不思議な商品になっている。

『Buckshot Roulette』の作風やゲームプレイにゾッコンの読者は、ぬいぐるみを購入してみてはいかがだろうか。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ