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『Kanon』Steam版のストアページが公開、「Key」のデビュー作にして“泣きゲー”ジャンルを確立した恋愛アドベンチャーゲーム。HD画質&フルボイスで、Steam Deckのタッチ操作などにも対応

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ビジュアルアーツは5月17日、Steam版『Kanon』のストアページを公開した。言語は日本語、中国語、英語に対応しており、発売時期は明かされていない。

『Kanon』のSteam版はLEDバックライトの液晶にあわせてCGのカラーリングを最長視しており、HDの画質を採用。さらに、主人公の音声は一部パートのみだが、豪華声優陣によるフルボイスでゲームを楽しめる。

『Kanon』は『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』、近年では『Summer Pockets』『ヘブンバーンズレッド』などを手がけるゲームブランド「Key」のデビュー作にあたる作品だ。

1999年に発売され、いわゆる“泣きゲー”と呼ばれる感動的な要素を有した恋愛アドベンチャーゲームの代表的な作品として知られている。

主人公は両親の仕事の事情で引っ越すことになった高校2年生の主人公・相沢祐一で、彼は7年ぶりにとある雪の降る街に訪れる。しかし、なぜか主人公は7年前の記憶をほとんど有しておらず、作中では5人の少女たちとの出会いを経て「7年前の謎」と向き合っていく。

前述のとおりSteam版はカラーリングが現代のモニターにあわせて再調整されており、従来のバージョンより解像度の高いHD画質を採用している。また、タブレットPCやSteam Deckではタッチ操作でもプレイ可能だという。

興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、ビジュアルアーツや株式会社プロトタイプの公式Xアカウントをチェックして続報を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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