ビジュアルアーツは5月17日、Steam版『Kanon』のストアページを公開した。言語は日本語、中国語、英語に対応しており、発売時期は明かされていない。
『Kanon』のSteam版はLEDバックライトの液晶にあわせてCGのカラーリングを最長視しており、HDの画質を採用。さらに、主人公の音声は一部パートのみだが、豪華声優陣によるフルボイスでゲームを楽しめる。
本日 Steam版「Kanon」のストアページ公開です。#Kanon#Key#起きる可能性が少しでもあるからだから奇跡って言うんだ https://t.co/lsk3QftNzG
— ビジュアルアーツ(営業本部) (@visualantena) May 17, 2024
『Kanon』は『AIR』や『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』、近年では『Summer Pockets』や『ヘブンバーンズレッド』などを手がけるゲームブランド「Key」のデビュー作にあたる作品だ。
1999年に発売され、いわゆる“泣きゲー”と呼ばれる感動的な要素を有した恋愛アドベンチャーゲームの代表的な作品として知られている。
主人公は両親の仕事の事情で引っ越すことになった高校2年生の主人公・相沢祐一で、彼は7年ぶりにとある雪の降る街に訪れる。しかし、なぜか主人公は7年前の記憶をほとんど有しておらず、作中では5人の少女たちとの出会いを経て「7年前の謎」と向き合っていく。
前述のとおりSteam版はカラーリングが現代のモニターにあわせて再調整されており、従来のバージョンより解像度の高いHD画質を採用している。また、タブレットPCやSteam Deckではタッチ操作でもプレイ可能だという。
興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、ビジュアルアーツや株式会社プロトタイプの公式Xアカウントをチェックして続報を待とう。